「audience」の意味は?どのように使う?
英単語「audience」は、何かを受け取る人々や集団を指す言葉です。具体的には、「聴衆」「観衆」「観客」「読者」「視聴者」といった意味があります。また、公式な場での「謁見」や「面会」を指すこともあります。ここでは、「audience」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- 聴衆
- 観衆
- 観客
- 読者
- 視聴者
- 謁見
- 面会
①「聴衆」「観衆」「観客」の場合の使い方
「audience」といえば、多くの人が思い浮かべるのはコンサートや演劇の「観客」や「聴衆」でしょう。これらは、演者のパフォーマンスを見たり聞いたりする人々のことを指します。
例文:The singer captivated the audience with her powerful voice.(その歌手は力強い声で聴衆を魅了しました。)
例文:The audience applauded loudly at the end of the play.(演劇の終わりに観衆は大きな拍手を送りました。)
例文:The comedian’s jokes had the audience laughing all night.(コメディアンのジョークに観客は夜通し笑っていました。)
②「読者」「視聴者」の場合の使い方
「audience」は、本やテレビ、ラジオを受け取る「読者」や「視聴者」のことも指します。情報やエンターテイメントを受け取る人たちのことを言います。
例文:The author has a loyal audience who eagerly awaits each new book.(その著者には新しい本を心待ちにする忠実な読者がいます。)
例文:The TV show has a large audience every week.(そのテレビ番組は毎週多くの視聴者を持っています。)
例文:The podcast has been gaining audience as more people discover it.(そのポッドキャストは、多くの人が発見するにつれて聴取者を増やしています。)
③「謁見」「面会」の場合の使い方
公式な場での「audience」というと、「謁見」や「面会」といった意味を持ちます。これは、特に偉い人や重要な人物と会うことを意味します。
例文:The ambassador had an audience with the president.(大使は大統領と面会しました。)
例文:The queen granted an audience to the foreign dignitaries.(女王は外国の要人たちに謁見を許可しました。)
例文:He sought an audience with the minister to discuss the issue.(彼はその問題を議論するために大臣との面会を求めました。)
実際の使用例
これまでに「audience」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: How was the performance last night?
(昨夜の公演はどうだった?)
B: It was amazing! The audience couldn’t stop clapping.
(素晴らしかったよ!観客は拍手を止められなかったよ。)
A: I read the author’s latest book. His audience must love it.
(その作家の最新作を読んだよ。彼の読者たちが大好きなのも納得だね。)
B: Yes, he’s very popular among readers.
(うん、彼は読者の間でとても人気だね。)
「audience」と似ている単語・同じように使える単語
spectators
「spectators」という単語は「観客」という意味で、「audience」と似ていますが、特にスポーツイベントなどで具体的に「見る」ことに重点を置いています。
例文:The stadium was filled with spectators eager to watch the match.(スタジアムは試合を見たがっている観客でいっぱいでした。)
viewers
「viewers」は「視聴者」を意味し、特にテレビや映画などの映像を見る人々を指します。「audience」と同様の意味を持ちますが、視覚的なコンテンツに特化しています。
例文:The new TV series attracted millions of viewers.(その新しいテレビシリーズは何百万人もの視聴者を引きつけました。)
それぞれの使い分け方
「audience」:広く一般の受け手を指すときに使います。
「spectators」:特にスポーツなどのイベントで「見る」ことを強調するときに使います。
「viewers」:映像コンテンツの「視聴者」を指すときに使います。
「audience」を含む表現・熟語
「audience」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① hold an audience(聴衆を惹きつける)
例文:The speaker was able to hold the audience with his engaging stories.(その話し手は面白い話で聴衆を惹きつけることができました。)
② audience participation(聴衆の参加)
例文:The play included a lot of audience participation, making it very interactive.(その劇は多くの聴衆参加を含んでいて、とてもインタラクティブでした。)
③ live audience(ライブの観客)
例文:Performing in front of a live audience can be thrilling for actors.(ライブの観客の前で演じることは、役者にとってスリリングなことです。)
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