「beam」の意味は?どのように使う?
英単語「beam」は、光やエネルギーが特定の方向に進む様子や、建物を支える構造物の「梁(はり)」を指す言葉です。具体的には、「光線」や「ビーム」、「輝き」といった意味も含みます。ここでは、「beam」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- 光線
- 光束
- 光
- 輝き
- 梁(はり)
①「光線」「光束」の場合の使い方
「beam」は、光が特定の方向にまっすぐ進む様子を表すときに使われます。例えば、懐中電灯の光やレーザー光線など、特定の方向に向かって発せられる光を指します。
例文:The beam of the flashlight illuminated the path ahead.(懐中電灯の光が前方の道を照らした。)
例文:A beam of sunlight streamed through the window.(窓から日光の光線が差し込んだ。)
②「輝き」の場合の使い方
「beam」はまた、物が輝く様子や、人の表情が晴れやかである様子を表現する際にも使用されます。例えば、誰かが喜びでニコニコと輝くような笑顔を見せたときに使えます。
例文:She had a beam of joy on her face.(彼女の顔には喜びの輝きがあった。)
例文:His smile beamed with happiness.(彼の笑顔は幸せそうに輝いていた。)
③「梁(はり)」の使い方
「beam」は建物や橋などの構造物を支えるために使われる「梁(はり)」を意味することもあります。これは建築用語として、建物の重さを支えるための重要な部材を指します。
例文:The wooden beam supported the roof of the house.(木製の梁が家の屋根を支えていた。)
例文:Engineers inspected the steel beams for any signs of wear.(技術者たちは鉄骨に劣化の兆候がないか検査した。)
実際の使用例
これまでに「beam」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Can you see the beam of light in the distance?
(遠くに光のビームが見える?)
B: Yes, it looks like a lighthouse guiding ships.
(うん、灯台が船を導いているみたいだね。)
A: The beams in this old house are made of solid oak.
(この古い家の梁は頑丈なオーク材でできているんだ。)
B: That’s why it’s withstood so many years!
(だから何年も持ちこたえているんだね!)
「beam」と似ている単語・同じように使える単語
ray
「ray」という単語は「光線」や「放射線」という意味で、「beam」と似た使い方ができますが、より細い一本の光線を指すことが多いです。
例文:A ray of sunshine broke through the clouds.(太陽の光線が雲を突き破って差し込んだ。)
gleam
「gleam」は「微光」や「輝き」という意味で、「beam」の「輝き」に近い使い方ができます。小さく、控えめな光や輝きを表します。
例文:The gleam of the moon reflected on the water.(月の微光が水面に反射していた。)
それぞれの使い分け方
「beam」:光やエネルギーが特定の方向に進む様子、または構造物の「梁」を指すときに使います。
「ray」:細い一本の光線を指すことが多いです。
「gleam」:控えめで小さな光や輝きを表すときに使います。
「beam」を含む表現・熟語
「beam」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① beam with pride(誇りに満ちた顔をする)
例文:He beamed with pride as his daughter received the award.(彼の娘が賞を受け取ると、彼は誇りに満ちた顔をした。)
② laser beam(レーザービーム)
例文:The scientist demonstrated the power of the laser beam.(科学者はレーザービームの力を実演した。)
③ beam me up(転送してくれ)
例文:The phrase “beam me up” became famous from sci-fi shows.(「転送してくれ」というフレーズは、SFショーから有名になった。)
