「become」の意味は?どのように使う?
英単語「become」には「〜になる」といった意味があります。また、特定の状態や職業に変化するときに使われることがあります。ここでは、さまざまな使い方や意味について解説していきます!
- ~になる
- ふさわしい
①「~になる」の場合の使い方
「become」は何かが別の状態や職業に変わることを示すときに使います。例えば、学生が先生になる場合や、晴れが曇りに変わる場合に使います。
例文:He became a doctor after years of study.(彼は長年の勉強の末、医者になった。)
例文:The weather became colder as the night fell.(夜が更けるにつれて、天気が寒くなった。)
例文:She became the manager of the project.(彼女はそのプロジェクトのマネージャーになった。)
②「ふさわしい」の場合の使い方
「become」には「(服装などが)似合う」や「ふさわしい」という意味もあります。特に、この意味では形容詞としての「becoming」で使われることが多いです。
例文:That dress becomes her perfectly.(そのドレスは彼女にぴったりだ。)
例文:Blue becomes you very well.(青はあなたにとても似合う。)
例文:His manner was becoming for the occasion.(彼の態度はその場にふさわしかった。)
実際の使用例
これまでに「become」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: What do you want to become when you grow up?
(大人になったら何になりたい?)
B: I want to become an astronaut and explore space.
(宇宙飛行士になって宇宙を探検したいな。)
A: That sounds amazing! Do you think it will become a reality?
(それは素晴らしいね!実現すると思う?)
B: Yes, with hard work and determination, it will become possible.
(うん、一生懸命頑張れば、可能になると思うよ。)
「become」と似ている単語・同じように使える単語
turn into
「turn into」は「〜に変わる」という意味で、「become」に似ていますが、より具体的な変化を示すときに使われます。
例文:The tadpole turned into a frog.(オタマジャクシはカエルに変わった。)
grow
「grow」は「成長する」「〜になる」という意味で、特に時間をかけて変化することを強調する際に使われます。
例文:He grew into a responsible adult.(彼は責任感のある大人に成長した。)
それぞれの使い分け方
「become」:一般的な変化を示すときに使います。
「turn into」:より具体的で劇的な変化を示すときに使います。
「grow」:時間をかけて自然に変化することを強調するときに使います。
「become」を含む表現・熟語
「become」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① become aware of(〜に気づく)
例文:She became aware of the noise outside.(彼女は外の音に気づいた。)
② become famous(有名になる)
例文:He became famous after winning the championship.(彼はチャンピオンシップで優勝して有名になった。)
③ become accustomed to(〜に慣れる)
例文:They became accustomed to the new routine.(彼らは新しい日課に慣れた。)
