「consensus」の意味は?どのように使う?
英単語「consensus」は、多くの人々が同意する考えや意見のまとまりを指す言葉です。具体的には、「一致」や「総意」、そしてそのまま「コンセンサス」と言われることがあります。何かを決定したり、共同で行動する際に、みんなが同じ意見を持っている状態を示すときに使われます。ここでは、「consensus」の意味と使い方について解説していきます。
「consensus」の使い方
「consensus」は、多くの人が同じ意見に賛成していることを表します。例えば、グループで何かを決めるときに、全員が賛成している状態を示すときに使います。
例文:The team reached a consensus on the new project plan.(チームは新しいプロジェクト計画について一致を見た。)
例文:There was a consensus among the committee members.(委員会のメンバー間で総意がありました。)
例文:After much discussion, the consensus was to start the project next month.(多くの議論の後、プロジェクトを来月開始するというコンセンサスに達しました。)
実際の使用例
これまでに「consensus」の意味と使い方を見てきました。ここでは、実際の会話でこの単語がどのように使われるかを見てみましょう。
A: What’s the consensus on the budget proposal?
(予算案についてのコンセンサスはどうなっていますか?)
B: Everyone agrees to allocate more funds to marketing.
(全員がマーケティングにもっと資金を割り当てることに同意しています。)
A: That’s great. It will help boost our sales!
(それは良いですね。売上を伸ばすのに役立ちますね!)
「consensus」と似ている単語・同じように使える単語
agreement
「agreement」も「合意」や「一致」という意味があり、「consensus」に似ています。ただし、「agreement」は個人間の契約や合意を指すことが多いです。
例文:They reached an agreement after long negotiations.(長い交渉の末、彼らは合意に達しました。)
unanimity
「unanimity」は「全会一致」という意味で、意見が完全に一致していることを強調します。全員が賛成しているというニュアンスが強いです。
例文:The proposal was accepted with unanimity.(提案は全会一致で承認されました。)
それぞれの使い分け方
「consensus」:多くの人が同意している状態を示すときに使います。
「agreement」:個人間や小グループでの合意を表すときに使います。
「unanimity」:全員が完全に同意していることを強調するときに使います。
「consensus」を含む表現・熟語
「consensus」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① build consensus(コンセンサスを築く)
例文:The leader worked hard to build consensus among the team members.(リーダーはチームメンバー間でコンセンサスを築くために努力しました。)
② consensus of opinion(意見の一致)
例文:There was a consensus of opinion that the plan should be revised.(計画が修正されるべきだという意見の一致がありました。)
③ reach a consensus(コンセンサスに達する)
例文:After several meetings, they finally reached a consensus.(何度かの会議を経て、ついにコンセンサスに達しました。)
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