「comprehensive」の意味は?どのように使う?
英単語「comprehensive」は、物事を広く捉え、全体を見渡す能力や性質を表す言葉です。具体的には「包括的な」「広範囲にわたる」「理解力のある」といった意味があります。この言葉は、何かを深く理解したり、幅広くカバーすることを示す際に利用されます。それでは、「comprehensive」のさまざまな意味と使い方について、詳しく見ていきましょう。
①「包括的な」の場合の使い方
「comprehensive」には「包括的な」という意味があります。全体をしっかりと捉える必要があるときに使われます。
例文:The report provided a comprehensive overview of the project.(その報告書はプロジェクトの包括的な概要を提供しました。)
例文:We need a comprehensive plan to tackle this issue.(この問題に取り組むためには包括的な計画が必要です。)
②「広範囲にわたる」の場合の使い方
「comprehensive」が「広範囲にわたる」という意味で使われることもあります。さまざまな要素を含んでいることを示す際に用います。
例文:The comprehensive curriculum covers all subjects.(その包括的なカリキュラムはすべての科目を網羅しています。)
例文:They conducted a comprehensive survey of customer satisfaction.(彼らは顧客満足度に関する広範囲な調査を行いました。)
③「理解力のある」の場合の使い方
「comprehensive」はまた「理解力のある」という意味も持ちます。何かを深く理解する能力を指します。
例文:She is known for her comprehensive understanding of the subject.(彼女はその分野に対する理解力のあることで知られています。)
例文:His comprehensive knowledge of history impressed everyone.(彼の歴史に対する理解力は皆を感心させました。)
実際の使用例
これまでに「comprehensive」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: We need a comprehensive approach to solve this problem.
(この問題を解決するには包括的なアプローチが必要だね。)
B: Agreed, let’s gather more data to ensure we cover all aspects.
(賛成です。すべての側面をカバーするためにもっとデータを集めましょう。)
A: Her comprehensive analysis helped us understand the situation better.
(彼女の包括的な分析のおかげで、状況をよりよく理解できたよ。)
B: Yes, it was really insightful.
(そうですね、本当に洞察力がありました。)
「comprehensive」と似ている単語・同じように使える単語
extensive
「extensive」も「広範囲にわたる」という意味があり、「comprehensive」と似たように使えますが、特に大規模であることを強調する際に用いられます。
例文:The library has an extensive collection of books.(その図書館は広範囲にわたる本のコレクションを持っています。)
thorough
「thorough」は「徹底的な」「完全な」という意味で、「comprehensive」に近い使い方ができます。特に、細部にわたって完全であることを強調するときに使われることが多いです。
例文:He gave a thorough explanation of the process.(彼はそのプロセスについて徹底的な説明をしました。)
それぞれの使い分け方
「comprehensive」:全体を包括的に捉えるときに使います。
「extensive」:大規模であることを強調するときに使います。
「thorough」:細部にわたって完全であることを強調するときに使います。
