「court」の意味は?どのように使う?
英単語「court」は、主に法や秩序に関わる場や人々を表す単語です。具体的には、「法廷」「裁判所」「裁判官」といった法律関連の意味があります。また、「宮廷」「宮中」「王室」という、王や皇族に関連する場所や人々を指す意味もあります。ここでは、「court」のさまざまな意味と使い方について、わかりやすく解説していきます。
①「法廷」「裁判所」の場合の使い方
「court」には「法廷」や「裁判所」という意味があり、法律に関する場面でよく使われます。たとえば、法律が争われる場所や、裁判が行われる場所を指します。
例文:He was summoned to appear in court for his testimony.(彼は証言のために法廷に出頭するように求められた。)
例文:The court ruled in favor of the defendant.(裁判所は被告に有利な判決を下した。)
②「宮廷」「宮中」の場合の使い方
「court」はまた「宮廷」や「宮中」を意味し、王や皇族のいる場所やその関係者を指すときに使います。歴史的な文脈やフィクションでよく登場します。
例文:The king held a feast at the royal court.(王は宮廷で宴を開いた。)
例文:She was a lady-in-waiting at the queen’s court.(彼女は女王の宮廷で侍女をしていた。)
実際の使用例
これまでに「court」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: I have to go to court tomorrow for the trial.
(明日、裁判のために法廷に行かなければならないんだ。)
B: I hope everything goes well for you.
(うまくいくことを願っているよ。)
A: The royal court was known for its lavish parties.
(その王室は豪華な宴会で知られていた。)
B: Sounds like an interesting place to be!
(面白そうな場所だね!)
「court」と似ている単語・同じように使える単語
tribunal
「tribunal」は「法廷」や「裁判所」という意味で、「court」と同様に使えますが、特に特定の法的目的や特別な審判を行う際に用いられることが多いです。
例文:The case was referred to an international tribunal.(その事件は国際裁判所に引き渡された。)
palace
「palace」は「宮殿」という意味で、「court」の宮廷としての意味に近い使い方ができます。特に王や女王が住む場所を指します。
例文:The palace was bustling with activity during the festival.(祭りの間、宮殿は活気に満ちていた。)
それぞれの使い分け方
「court」:法的な場面や宮廷に関連する場面で使います。
「tribunal」:特定の法的な審判や特別な裁判所を指すときに使います。
「palace」:王や女王が住む宮殿を指すときに使います。
「court」を含む表現・熟語
「court」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① court of law(裁判所)
例文:He decided to take the matter to a court of law.(彼はその問題を裁判所に持ち込むことに決めた。)
② court jester(宮廷道化師)
例文:The court jester entertained the guests with his antics.(宮廷道化師はその奇妙な行動で客を楽しませた。)
③ tennis court(テニスコート)
例文:They spent the afternoon playing on the tennis court.(彼らは午後をテニスコートで過ごした。)
