「in case」の意味は?どのように使う?
英単語「in case」は、何かが起こる可能性に備えて準備や注意をすることを表すフレーズです。具体的には、「万一に備えて」「…の場合に」「…するといけないから」といった意味があります。ここでは、「in case」のさまざまな意味とその使い方をわかりやすく解説します。
「in case」の使い方
「in case」は何かが起こる可能性を考慮し、その事態に備えて行動する際に使います。例えば、雨が降るかもしれないから傘を持っていく、というような状況です。
例文:Take an umbrella in case it rains.(雨が降るといけないから傘を持っていって。)
例文:I brought a map in case we get lost.(道に迷うといけないから地図を持ってきた。)
例文:She took extra cash in case she needed it.(必要になるといけないから、彼女は予備のお金を持っていった。)
実際の使用例
これまでに「in case」の意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこのフレーズがどのように使われるかを見てみましょう。
A: Are you bringing a jacket?
(ジャケットを持って行くの?)
B: Yes, in case it gets cold later.
(うん、後で寒くなるといけないからね。)
A: I have a flashlight in case we stay out after dark.
(暗くなっても外にいるといけないから、懐中電灯を持ってきたよ。)
B: Good idea, better to be prepared!
(いい考えだね、準備しておくに越したことはない!)
「in case」と似ている単語・同じように使える単語
just in case
「just in case」は「念のため」という意味で、「in case」と非常に似ていますが、より慎重さや安全を重視するニュアンスがあります。
例文:I brought an extra battery, just in case.(念のため、予備の電池を持ってきた。)
in the event of
「in the event of」は「…の場合には」という意味で、特定の出来事が起こったときのための準備や対応を示すときに使います。
例文:In the event of an emergency, follow the exit signs.(緊急時には、出口のサインに従ってください。)
それぞれの使い分け方
「in case」:何かが起こる可能性に備えて準備する場合に使います。
「just in case」:念のために準備する場合に使います。
「in the event of」:特定の出来事が起こった場合に備えるときに使います。
「in case」を含む表現・熟語
「in case」は単独で使われることもありますが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① in case of emergency(緊急時に)
例文:Call this number in case of emergency.(緊急時にはこの番号に電話してください。)
② in case of fire(火事の場合に)
例文:Use the stairs in case of fire.(火事の場合は階段を使用してください。)
③ in case of doubt(疑問がある場合には)
例文:In case of doubt, ask your supervisor.(疑問がある場合には、上司に尋ねてください。)
