「crash」の意味は?どのように使う?
英単語「crash」は、非常に大きな音や衝撃を伴う出来事、または状況を表す言葉です。たとえば、「衝突」や「墜落」、「急落」などの意味があります。ここでは、「crash」のさまざまな意味とその使い方について、具体的な例を交えて解説します。
①「衝突」の場合の使い方
「crash」が最もよく使われるのは、車や飛行機などの衝突を表すときです。何かと何かがぶつかった結果、大きな音や損害が生じる状況を指します。
例文:There was a crash on the highway this morning.(今朝、高速道路で衝突事故がありました。)
例文:The plane crashed into the mountain.(飛行機が山に墜落しました。)
②「急落」の場合の使い方
「crash」は、株価や市場が急激に下落する状況を示すときにも使われます。金融市場での大幅な価格の下落を指します。
例文:The stock market crashed last night.(昨晩、株式市場が急落しました。)
例文:There was a sudden crash in oil prices.(石油価格が急に下がりました。)
③「破滅」の場合の使い方
何かが急激に失敗したり、破綻する状況を「crash」と表現することもあります。計画やプロジェクトが計画通りにいかず、破綻する様子を描写します。
例文:The project crashed after the budget cuts.(予算削減後、プロジェクトは破滅しました。)
例文:Their relationship crashed due to misunderstandings.(誤解が原因で、彼らの関係は破綻しました。)
実際の使用例
これまでに「crash」の意味と使い方について見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you hear about the crash on the news last night?
(昨晩のニュースであの衝突事故について聞きましたか?)
B: Yes, it’s really unfortunate. There were many injuries.
(はい、本当にお気の毒です。多くの怪我人が出たそうです。)
A: The stock market seems unstable. Do you think it might crash again?
(株式市場は不安定に見えますが、また急落すると思いますか?)
B: It’s hard to tell, but we should be cautious.
(判断は難しいですが、注意するべきですね。)
「crash」と似ている単語・同じように使える単語
collide
「collide」という単語は、物理的な衝突を表す際に使われ、「crash」と同様に使われますが、衝突の原因や詳細に焦点を当てるときに使われることが多いです。
例文:The two cars collided at the intersection.(その二台の車は交差点で衝突しました。)
collapse
「collapse」は「崩壊する」「倒れる」という意味で、特に建物や組織が急に崩れる様子を表現するときに使います。「crash」と似たニュアンスを持つことがあります。
例文:The old building collapsed in the earthquake.(古い建物は地震で崩壊しました。)
それぞれの使い分け方
「crash」:大きな音や衝撃を伴う、突発的な出来事を指します。
「collide」:物理的な衝突を詳細に表現するときに使います。
「collapse」:建物や組織などが急に崩れるときに使います。
「crash」を含む表現・熟語
「crash」はいくつかの表現や熟語の中でも使われます。以下にいくつかの例を紹介します。
① crash course(短期集中講座)
例文:I took a crash course in French before my trip to Paris.(パリ旅行の前にフランス語の短期集中講座を受けました。)
② crash and burn(失敗する、失敗に終わる)
例文:The new product crashed and burned on the market.(新製品は市場で失敗に終わりました。)
③ stock market crash(株式市場の暴落)
例文:The stock market crash of 1929 was a significant event in history.(1929年の株式市場の暴落は歴史上の重要な出来事でした。)
