「get into」の意味は?どのように使う?
英語のフレーズ「get into」は、何かの中に入ったり、取り組んだりするときに使われる便利な表現です。具体的には、「…に入る」「…を始める」「…に興味を持つ」といった意味があります。また、状況や役割に適応することや、習慣を身につけるというニュアンスも含まれます。ここでは、「get into」のさまざまな使い方について、わかりやすくご紹介していきます。
①「…に入る」の場合の使い方
「get into」は、物理的に何かの中に入ることを示すときに使います。例えば、車に乗るときや部屋に入るときなどに使うことができます。
例文:She got into the car quickly.(彼女は素早く車に乗り込んだ。)
例文:We got into the building before it started to rain.(雨が降り始める前に、私たちは建物に入りました。)
②「…を始める」「…に興味を持つ」の場合の使い方
「get into」は、新しい活動を始めたり、新たな興味を持ったりする際にも使われます。これは趣味を始めたり、新しい分野に挑戦したりすることを表しています。
例文:He got into painting during the holidays.(彼は休暇中に絵を描き始めた。)
例文:She got into jazz music recently.(彼女は最近ジャズ音楽に興味を持った。)
③「状況や役割に適応する」の場合の使い方
また、「get into」は、何かに慣れたり、役割に適応することを示す場合にも用いられます。新しい環境や仕事に馴染むときにぴったりの表現です。
例文:It took him a while to get into his new role at the company.(彼が会社での新しい役割に慣れるまでには少し時間がかかった。)
実際の使用例
「get into」の使い方をいくつか見てきましたが、実際に会話でどのように使われるかを確認してみましょう。
A: I’m thinking about getting into yoga. Have you tried it?
(ヨガを始めようか考えてるんだけど、やったことある?)
B: Yes, I got into it last year, and it’s really relaxing!
(うん、去年から始めたんだけど、本当にリラックスできるよ!)
A: Did you get into the concert last night?
(昨夜のコンサートには入れた?)
B: Yes, it was amazing!
(うん、すごく良かったよ!)
「get into」と似ている単語・同じように使える単語
enter
「enter」という単語は「入る」という意味で、「get into」と同様に使われますが、よりフォーマルな場面で用いられることが多いです。
例文:He entered the room quietly.(彼は静かにその部屋に入った。)
engage in
「engage in」は「…に従事する」「…に取り組む」という意味で、特定の活動や作業を始めるときに使われます。
例文:She engaged in volunteer work during the summer.(彼女は夏の間、ボランティア活動に従事した。)
それぞれの使い分け方
「get into」:何かを始めたり、中に入ることをカジュアルに表現する際に使います。
「enter」:よりフォーマルな場面で、物理的に入ることを表現するときに使います。
「engage in」:特定の活動や作業に取り組むことを表すときに使います。
「get into」を含む表現・熟語
「get into」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例を挙げてみましょう。
① get into trouble(困ったことになる)
例文:He got into trouble for breaking the rules.(彼はルールを破ったことで困ったことになった。)
② get into shape(体を鍛える)
例文:She decided to get into shape by jogging every morning.(彼女は毎朝ジョギングをして体を鍛えることに決めた。)
③ get into the habit of(…の習慣を身につける)
例文:Try to get into the habit of reading before bed.(寝る前に読書をする習慣を身につけてみてください。)
