「in spite of」の意味は?どのように使う?
英単語「in spite of」は、何かがあるにもかかわらず、それに影響を受けずに行動する様子を表す表現です。日本語では「~にもかかわらず」と訳されることが多いです。ここでは「in spite of」のさまざまな使い方について、わかりやすく解説していきます。
「in spite of」の使い方
「in spite of」は、何らかの困難や障害があるのに、それを無視して行動する時に使います。例えば、天気が悪くても外出する場合や、困難な状況でも諦めない姿勢を示す際に使われます。
例文:In spite of the rain, we decided to go for a walk.(雨にもかかわらず、私たちは散歩に出かけることにしました。)
例文:She completed the marathon in spite of an injury.(彼女は怪我にもかかわらずマラソンを完走しました。)
例文:In spite of the challenges, they achieved their goal.(困難にもかかわらず、彼らは目標を達成しました。)
実際の使用例
これまでに「in spite of」の使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこの表現がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Are we still going hiking today?
(今日、ハイキングに行く予定は変わらない?)
B: Yes, in spite of the cloudy weather, we’re going as planned.
(うん、曇り空にもかかわらず、予定通り行くつもりだよ。)
A: That’s the spirit! Never let the weather stop you.
(それこそが精神だね!天気に負けちゃダメだよ。)
「in spite of」と似ている単語・同じように使える単語
despite
「despite」も「in spite of」と同様に「~にもかかわらず」という意味があります。こちらの方が少し短く、使いやすいかもしれません。
例文:Despite the difficulties, he succeeded.(困難にもかかわらず、彼は成功しました。)
although
「although」は「~だけれども」という意味で、文の前半と後半で逆の内容を述べる時に使われます。「in spite of」と同じような状況で使われることがありますが、文の構造が異なります。
例文:Although it was raining, we went outside.(雨が降っていたけれども、私たちは外出しました。)
それぞれの使い分け方
「in spite of」:障害や困難があっても、それに影響されない場合に使います。
「despite」:同じく障害があっても無視して進む場合に使いますが、より簡潔な表現です。
「although」:対比を示すときに使い、文の構造に注意が必要です。
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