「it is what it is」の意味は?どのように使う?
英語のフレーズ「it is what it is」は、物事をそのまま受け入れる態度を表す言葉です。日本語では「仕方がない」とか「そういうものだ」といった意味に近いです。物事が変えられない状況に対して、そのまま受け入れるしかないときに使われます。ここでは「it is what it is」のさまざまな使い方を見ていきましょう。
「it is what it is」の使い方
「it is what it is」は、避けられない状況や変えられない事実に対して、気持ちを整理する際に使います。例えば、予定が崩れてしまった時や、思ったようにいかない状況に対して、自分自身や他人を納得させるために使われます。
例文:The project was cancelled, but it is what it is.(プロジェクトは中止になったが、まあ仕方がない。)
例文:We didn’t win the game, but it is what it is.(試合に勝てなかったけど、そういうものだよ。)
例文:I didn’t get the job, but it is what it is.(仕事をもらえなかったけど、まあ仕方がないね。)
実際の使用例
これまでに「it is what it is」の意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこのフレーズがどのように使われるかを見てみましょう。
A: I can’t believe the event was cancelled last minute.
(イベントが直前でキャンセルされたなんて信じられないよ。)
B: Yeah, but it is what it is. We’ll have to plan something else.
(そうだね、でも仕方がないね。別のことを計画しないと。)
A: The weather doesn’t look good for our trip tomorrow.
(明日の旅行、天気が良くなさそうだね。)
B: It is what it is. We’ll make the best of it anyway!
(しょうがないね。それでも楽しもう!)
「it is what it is」と似ている表現・同じように使える表現
so be it
「so be it」は「それならそれでよい」という意味で、「it is what it is」と同様に状況を受け入れるときに使われます。しかし、「so be it」は少し投げやりなニュアンスが含まれることがあります。
例文:If we can’t change the decision, then so be it.(決定を変えられないのなら、それならそれでいい。)
それぞれの使い分け方
「it is what it is」:避けられない状況を穏やかに受け入れるときに使います。
「so be it」:変えられない事実に対して、少し投げやりな態度で受け入れるときに使います。
