「made」の意味は?どのように使う?
英単語「made」は、何かが作られたり、形成された状態を表す単語です。主に「作られた」「製造された」「完成した」という意味があります。また、「make」の過去形・過去分詞としても使われます。ここでは、「made」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「作られた」「製造された」の場合の使い方
「made」には「作られた」や「製造された」という意味があります。これは、手作業や機械などで物が作られた状態を示します。例えば、手作りのお菓子や工場で製造された商品を表現する際に使います。
例文:This cake is made from scratch.(このケーキは一から手作りです。)
例文:These shoes are made in Italy.(これらの靴はイタリア製です。)
例文:The toy is made of recycled materials.(そのおもちゃは再生素材で作られています。)
②「完成した」の場合の使い方
「made」は「完成した」という意味でも使われます。これは、何かが仕上がったり、目的を達成した状態を指します。たとえば、宿題が終わったときやプロジェクトが完了したときに使用します。
例文:I’m made with my homework.(宿題が終わりました。)
例文:The project is finally made.(プロジェクトがついに完成しました。)
例文:Dinner is made, let’s eat!(夕食ができました、食べましょう!)
実際の使用例
これまでに「made」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Is this cake homemade?
(このケーキは手作りですか?)
B: Yes, it’s made with love and fresh ingredients.
(はい、愛情と新鮮な材料で作られています。)
A: Have you made your decision yet?
(もう決断しましたか?)
B: Yes, I’ve made up my mind to join the club.
(ええ、クラブに参加することに決めました。)
「made」と似ている単語・同じように使える単語
produced
「produced」も「製造された」という意味があり、「made」と似た状況で使えますが、特に大量生産や商業生産を示すことが多いです。
例文:The movie was produced by a famous company.(その映画は有名な会社によって製作されました。)
crafted
「crafted」は「丹念に作られた」「技巧を凝らした」という意味で、「made」に近い使い方ができます。特に手作業で作られたものや芸術作品に使われます。
例文:The artisan crafted a beautiful vase.(職人は美しい花瓶を作りました。)
それぞれの使い分け方
「made」:一般的な「作られた」「完成した」状態に使います。
「produced」:大量生産や商業生産を強調する際に使います。
「crafted」:技巧が凝らされた手作りのものを指すときに使います。
「made」を含む表現・熟語
「made」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① self-made(自らの努力で成功した)
例文:He is a self-made millionaire.(彼は自力で成功した億万長者です。)
② made up one’s mind(決心する)
例文:She finally made up her mind to travel abroad.(彼女はついに海外旅行を決心しました。)
③ tailor-made(オーダーメイドの、特注の)
例文:This suit is tailor-made for him.(このスーツは彼のために特注されたものです。)
