「mayday」の意味は?どのように使う?
英単語「mayday」は主に2つの意味を持っています。一つは、飛行機や船舶などで緊急事態が発生したときに使われる合図で、もう一つは労働者の権利を訴えるための特定の日、つまり「メーデー」として知られる行事です。ここでは、「mayday」のさまざまな意味とその使い方について、詳しく見ていきましょう。
① 緊急事態の合図としての「mayday」の使い方
「mayday」は、無線で緊急事態を知らせるための国際的な合図です。誰かが非常時に助けを求めるときに使います。本来は船や飛行機で使われることが多いですが、他の緊急時にも応用されることがあります。
例文:The pilot issued a mayday call when the engine failed.(エンジンが故障したとき、パイロットはメーデーコールを発した。)
例文:A mayday signal was received by the coast guard.(海上保安庁がメーデー信号を受信した。)
例文:The ship sent out a mayday after hitting a reef.(船は暗礁に衝突した後、メーデーを送信した。)
② 労働者の権利を訴える日の「メーデー」としての使い方
「メーデー」は、毎年5月1日に行われる労働者の権利を訴えるための行事です。多くの国で祝日として認識されており、労働者の権利向上を目指したデモやイベントが行われます。
例文:Mayday is celebrated with marches and rallies for workers’ rights.(メーデーは労働者の権利を求める行進や集会で祝われる。)
例文:In many countries, Mayday is a public holiday.(多くの国では、メーデーが祝日である。)
例文:The workers organized a strike on Mayday.(労働者たちはメーデーにストライキを行った。)
実際の使用例
これまでに「mayday」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話や状況の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: We heard a mayday call from the ship on the radio.
(ラジオで船からのメーデーコールを聞いたよ。)
B: Let’s contact the coast guard immediately!
(すぐに海上保安庁に連絡しよう!)
A: Are you joining the Mayday rally this year?
(今年のメーデー集会に参加するの?)
B: Yes, it’s important to support workers’ rights.
(うん、労働者の権利を支持することは重要だよ。)
「mayday」と似ている単語・同じように使える単語
distress
「distress」は「苦痛」や「困難」を意味し、緊急状態を表すときに使用されることがあります。「mayday」と同様に非常事態を知らせる際にも使います。
例文:The ship sent out a distress signal after the storm.(嵐の後、船は遭難信号を送信した。)
emergency
「emergency」は「緊急事態」という意味で、何かが急を要する状況を示します。「mayday」とは異なり、より広い範囲で使われますが、緊急性を表現するのに適しています。
例文:The hospital has an emergency room for urgent cases.(病院には緊急のケースのための救急室がある。)
それぞれの使い分け方
「mayday」:特に国際的な緊急合図として使います。
「distress」:困難や苦痛を示す際に使いつつ、緊急の合図としても使います。
「emergency」:広範囲の緊急事態を示す際に使います。
「mayday」を含む表現・熟語
「mayday」は特定の熟語や表現として使われることは少ないですが、緊急の合図としてそのまま使われることが多いです。ただし、航空や海上での通信においては頻繁に登場します。
