「particular」の意味は?どのように使う?
英単語「particular」は、特定のものや状況に関連すること、またはそれに注目することを表す単語です。この単語には「特定の」「特有の」「個々の」といった意味があります。「particular」は、何かを選び出したり、特に注目したりする際に使われます。それでは、この単語がどのように使われるかについて詳しく見ていきましょう。
①「特定の」の場合の使い方
「particular」は「特定の」という意味で、特に何かを指定したり、具体的に言及する場合に使います。例えば、たくさんの選択肢の中からある一つを指し示すときに使われます。
例文:I don’t have a particular favorite song.(特にお気に入りの曲はありません。)
例文:Is there a particular reason you’re asking?(あなたが尋ねている特別な理由がありますか?)
例文:She chose a particular dress for the event.(彼女はそのイベントのために特定のドレスを選びました。)
②「特有の」の場合の使い方
「particular」は「特有の」という意味でも使います。これは、他と比較してそのものにしか見られない特徴や性質を表すときに使われます。
例文:This painting has a particular style that I admire.(この絵は私が感心する特有のスタイルを持っています。)
例文:Her cooking has a particular flavor that everyone loves.(彼女の料理はみんなが大好きな特有の味があります。)
例文:The plant grows in a particular climate.(その植物は特有の気候で育ちます。)
実際の使用例
これまでに「particular」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you have a particular book in mind for our discussion?
(私たちの討論のために何か特定の本がありますか?)
B: Yes, I was thinking about the one we read last month.
(はい、先月読んだものを考えていました。)
A: This soup has a particular taste I can’t quite place.
(このスープには特有の味があるけど、何かわからない。)
B: It’s probably the spices I used this time.
(多分、今回使ったスパイスでしょうね!)
「particular」と似ている単語・同じように使える単語
specific
「specific」という単語は「特定の」という意味で「particular」に似ています。特に詳細にわたり何かを指示するときに使われます。
例文:Please follow the specific instructions given.(特定の指示に従ってください。)
unique
「unique」は「唯一の」「特有の」という意味で、「particular」に似た使い方ができます。特に他にない独自性を示すときに使われます。
例文:She has a unique style that sets her apart.(彼女は彼女を際立たせる独特のスタイルを持っています。)
それぞれの使い分け方
「particular」:特に指定したり注目する場合に使います。
「specific」:詳細な指示や説明が必要なときに使います。
「unique」:唯一無二の特徴を強調するときに使います。
「particular」を含む表現・熟語
「particular」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① in particular(特に)
例文:I like all fruits, but I love strawberries in particular.(私はすべての果物が好きですが、特にいちごが大好きです。)
② be particular about(~についてこだわる)
例文:He is very particular about his coffee.(彼はコーヒーに非常にこだわっています。)
③ nothing in particular(特に何も)
例文:I’m doing nothing in particular this weekend.(今週末は特に何もしていません。)