「prejudice」の意味は?どのように使う?
英単語「prejudice」は、何かや誰かに対する固定的で一方的な見方や考え方を示す言葉です。具体的には「偏見」や「先入観」、そして「(利益の)侵害」や「不利益」といった意味があります。普段の生活の中でも、無意識にこの「prejudice」が影響していることがありますよね。ここでは、「prejudice」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。
①「偏見」「先入観」の場合の使い方
「prejudice」は「偏見」や「先入観」という意味でよく使われます。これは、まだ良く知らないことや人に対して、勝手な思い込みで判断することです。
例文:We should not let prejudice affect our judgment.(偏見に判断を左右されるべきではありません。)
例文:Her actions were misunderstood due to prejudice.(彼女の行動は偏見のため誤解されました。)
例文:They faced prejudice because of their background.(彼らは背景のために偏見に直面しました。)
②「不利益」「(利益の)侵害」の場合の使い方
もう一つの意味として、「prejudice」は「不利益」や「(利益の)侵害」を表します。これは、公平さを欠いた判断や行動による影響を指します。
例文:The decision was made without prejudice.(その決定は不利益をもたらさないようになされた。)
例文:His rights were prejudiced by the new law.(彼の権利は新しい法律によって侵害された。)
例文:The media coverage prejudiced the trial.(メディア報道が裁判に不利益をもたらした。)
実際の使用例
これまでに「prejudice」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: I think there’s a lot of prejudice against this community.
(このコミュニティに対して多くの偏見があると思います。)
B: Yes, but awareness and education can help reduce it.
(ええ、でも意識と教育がそれを減らすのに役立ちます。)
A: Let’s make decisions without prejudice to fairness.
(公平性を損なわないように決定を下しましょう。)
B: Agreed, everyone deserves equal treatment.
(同感です、みんなが平等に扱われるべきです。)
「prejudice」と似ている単語・同じように使える単語
bias
「bias」という単語も「偏見」や「先入観」という意味がありますが、個人の好みや経験に基づく特定の傾向を示すことが多いです。
例文:The article showed a clear bias against the candidate.(その記事は候補者に対する明らかな偏見を示していた。)
discrimination
「discrimination」は「差別」という意味で、「prejudice」と同様に使われますが、特に特定のグループや個人を不公平に扱う場合に用いられます。
例文:Discrimination in the workplace is illegal.(職場での差別は違法です。)
それぞれの使い分け方
「prejudice」:一般的な偏見や先入観を示すときに使います。
「bias」:個人の好みや経験に基づく特定の傾向を示すときに使います。
「discrimination」:特定のグループや個人を不公平に扱う際に使います。
「prejudice」を含む表現・熟語
「prejudice」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① without prejudice(偏見なく)
例文:The proposal was accepted without prejudice.(提案は偏見なく受け入れられた。)
② in prejudice of(~を害して)
例文:His actions were in prejudice of our goals.(彼の行動は私たちの目的を害した。)
③ prejudice against(~に対する偏見)
例文:There is a strong prejudice against the new policy.(新しい政策に対して強い偏見がある。)
