「scale」の意味は?どのように使う?
英単語「scale」は、物事の大きさや比率を示すための基準や尺度を表す単語です。また、何かの範囲や規模を指すときにも使われます。具体的には、「目盛り」「定規」「比率」「規模」といった意味があります。ここでは、「scale」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- 目盛り
- 定規
- 比率
- 規模
①「目盛り」「定規」の場合の使い方
「scale」は、「目盛り」や「定規」といった道具や計量器具を示すときに用いられます。何かを測ったり、正確に目分量を確認したりする際に利用します。
例文:She used a scale to weigh the ingredients.(彼女は材料を量るために秤を使用しました。)
例文:Please check the scale on this map to find the actual distance.(この地図の目盛りを確認して、実際の距離を見つけてください。)
②「比率」の場合の使い方
「scale」は、模型や地図の縮尺としての「比率」を表すときにも使われます。実際の大きさと比較したサイズを示すために使用されます。
例文:The model was built to scale.(その模型は縮尺通りに作られました。)
例文:This map has a scale of 1:100,000.(この地図の縮尺は1:100,000です。)
③「規模」の場合の使い方
「scale」は、「規模」や「程度」など、物事の範囲や大きさを表すこともできます。大掛かりなプロジェクトや活動の大きさを示すときに便利です。
例文:The project is on a massive scale.(そのプロジェクトは大規模です。)
例文:They are scaling up their operations.(彼らは事業を拡大しています。)
実際の使用例
これまでに「scale」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: How do you measure the ingredients accurately?
(材料を正確に測るにはどうすればいいですか?)
B: You should use a digital scale for precision.
(デジタル秤を使うと正確に測れますよ。)
A: This project has grown beyond our initial scale.
(このプロジェクトは当初の規模を超えてしまいました。)
B: Yes, we’ll need more resources to manage it.
(ええ、それを管理するためにもっと資源が必要ですね。)
「scale」と似ている単語・同じように使える単語
measure
「measure」という単語も、「測定する」「尺度」といった意味があり、「scale」と同様に使えますが、特に具体的な数値や長さを測る際に用いられます。
例文:You need to measure the length of the table.(テーブルの長さを測る必要があります。)
extent
「extent」は「範囲」「広がり」という意味で、「scale」に近い使い方ができます。特に物事がどれだけ広がっているかを示すときに使われます。
例文:We need to assess the extent of the damage.(被害の範囲を評価する必要があります。)
それぞれの使い分け方
「scale」:大きさや比率、規模を示すときに使います。
「measure」:具体的な数値や長さを測る場面で使います。
「extent」:何かがどれだけ広がっているかを示すときに使います。
「scale」を含む表現・熟語
「scale」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① scale up(拡大する)
例文:The company plans to scale up production next year.(その会社は来年生産を拡大する計画です。)
② to scale(縮尺通りに)
例文:The architect drew the building plans to scale.(建築家は建物の設計図を縮尺通りに描きました。)
③ economies of scale(規模の経済)
例文:Larger companies benefit from economies of scale.(大企業は規模の経済から利益を得ます。)
