「side」の意味は?どのように使う?
英単語「side」は、物事の一部や特定の位置を示すときによく使う言葉です。たとえば、「左右」「上下」「前後」といった位置や、「内外」「表裏」といった面を表すことができます。また、物事の異なる見方や視点を示す場合にも使用されます。具体的な使い方を通じて、「side」の意味を深く理解していきましょう。
①「側」「面」の場合の使い方
「side」は「側」や「面」を表すときに使われます。たとえば、机の左右や、紙の表裏を話すときに使います。
例文:Please write on the left side of the paper.(紙の左側に書いてください。)
例文:He stood by my side during the event.(彼はイベント中ずっと私の側に立っていた。)
例文:The side of the building was covered with graffiti.(その建物の側面はグラフィティで覆われていた。)
②「視点」「見方」の場合の使い方
「side」は意見や見解を表すときにもよく登場します。何かについて異なる視点を述べる際に使われます。
例文:From her side, the decision was unfair.(彼女の視点から見ると、その決定は不公平だった。)
例文:There are always two sides to every story.(どんな話にも必ず二つの側面がある。)
例文:Let’s hear his side before making a judgment.(判断する前に彼の意見を聞いてみよう。)
実際の使用例
これまでに「side」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Can you pass me the salt on your side of the table?
(テーブルのあなたの側にある塩を取ってくれる?)
B: Sure, here you go.
(もちろん、どうぞ。)
A: I understand your side of the argument, but I still disagree.
(あなたの主張の側面は理解するけど、やっぱり同意できない。)
B: That’s okay, we can still be friends.
(それでも大丈夫、まだ友達でいられるよ。)
「side」と似ている単語・同じように使える単語
aspect
「aspect」という単語は「側面」や「見方」という意味があり、「side」と似た使い方ができます。特に、物事の異なる側面を議論するときに使われます。
例文:She examined every aspect of the plan before making a decision.(彼女は決定を下す前に計画のすべての側面を検討した。)
perspective
「perspective」は「視点」や「見通し」という意味で、「side」と似た使い方が可能です。特に、物事をどのように見るかを示すときに使われます。
例文:From a different perspective, the problem looks solvable.(別の視点から見ると、その問題は解決可能に見える。)
それぞれの使い分け方
「side」:物事の位置や特定の一面を示すときに使います。
「aspect」:特に特定の側面を深く考察するときに使います。
「perspective」:物事の見方や考え方を示すときに使います。
「side」を含む表現・熟語
「side」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① side by side(並んで、一緒に)
例文:The two worked side by side on the project.(二人はそのプロジェクトで並んで作業した。)
② take sides(どちらかの側につく)
例文:It’s best not to take sides in a family argument.(家族の口論ではどちらの側にもつかない方がいい。)
③ flip side(反対側、裏側)
例文:On the flip side, staying home allows more time for hobbies.(反対に、家にいることで趣味に時間を割けるようになる。)
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