「tragedy」の意味は?どのように使う?
英単語「tragedy」は、悲しみや不幸が伴う出来事や状況を表す言葉です。具体的には「悲劇」「惨事」「不運なこと」といった意味があります。悲しい出来事を指すときにしばしば使われますが、一般には劇や文学のジャンルを表すこともあります。ここでは、「tragedy」のさまざまな意味とその使い方について、詳しく見ていきましょう。
「tragedy」の使い方
「tragedy」は「悲劇」や「不幸な出来事」を表す際に用いられます。人々が悲しみや痛みを感じるような深刻な状況を描写するときによく使われます。
例文:The earthquake was a tragedy that affected thousands of people.(その地震は何千人もの人々に影響を及ぼした悲劇でした。)
例文:Losing her job was a personal tragedy for her.(彼女にとって仕事を失うことは個人的な悲劇でした。)
例文:The play ended in tragedy, leaving the audience in tears.(その劇は悲劇的に終わり、観客を涙に包んだ。)
実際の使用例
これまでに「tragedy」の意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中で「tragedy」がどのように使われるかを見てみましょう。
A: The news about the accident was such a tragedy.
(その事故のニュースは本当に悲劇だったね。)
B: Yes, it’s heartbreaking to hear about the lives lost.
(ええ、命が奪われたことを聞くのは胸が痛みますね。)
A: The tragedy in the novel made me cry.
(その小説の悲劇に泣いてしまったよ。)
B: I understand, the writer captured the emotions very well.
(わかるよ、作家は感情をとても上手に表現していたね。)
「tragedy」と似ている単語・同じように使える単語
disaster
「disaster」という単語も「惨事」や「災害」を意味し、「tragedy」と同様に使うことができますが、特に自然災害や大規模な事故などにフォーカスされています。
例文:The flood was a major disaster affecting the entire region.(その洪水は地域全体に影響を及ぼす大惨事でした。)
misfortune
「misfortune」は「不運」や「不幸」という意味で、「tragedy」に近い使い方ができます。個人の小さな不運に焦点を当てることが多いです。
例文:He had the misfortune of losing his wallet on his trip.(彼は旅行中に財布を失くすという不運に見舞われた。)
それぞれの使い分け方
「tragedy」:深刻な悲しみや不幸を伴う出来事全般に使います。
「disaster」:自然災害や大事故など、大規模な惨事に使います。
「misfortune」:個人的な不運や小さな不幸に使います。
「tragedy」を含む表現・熟語
「tragedy」は単独で使われることも多いですが、特定の表現や熟語の中でも使われることがあります。以下にその例を挙げてみましょう。
① tragedy of the commons(共有地の悲劇)
例文:The tragedy of the commons describes how shared resources are often overused.(共有地の悲劇は、共有資源がどのように過剰利用されるかを説明しています。)
② Greek tragedy(ギリシャ悲劇)
例文:Greek tragedy plays often explore themes of fate and human suffering.(ギリシャ悲劇の劇はしばしば運命や人間の苦悩をテーマにしています。)
③ personal tragedy(個人的な悲劇)
例文:Losing a loved one is a personal tragedy that is hard to overcome.(愛する人を失うことは、乗り越えるのが難しい個人的な悲劇です。)
