選挙は国政の行く先を占う試金石。2016年7月に全国で実施された参議院選挙の動向は、海外でも大いに注目を集めました。
投票結果は自民党が圧勝、結局あ自民・公明連立政権の続投という結果に落ち着きました。政策が大きく変わることもなく、日々ニュースで報じられてきた話題が引き継がれた形です。あらためて「今後の日本はどうなる?」というような視点で報道したメディアも多くはありません。
他方、国外のメディアが報じた参院選の話題は、アベノミクスや憲法改正といった要素を踏まえつつ「日本が今後どのような方向へ向かうのか」という国政の全体像に焦点を当てているメディアが多々見られます。
海外メディアの報道を見ることで、日本が抱える問題を客観的に見ることができるかもしれません。