バイリンガルな著名人の英語がステップアップした瞬間

各業界で活躍する著名人の中には、英語を駆使するバイリンガル達がいます。英語資格取得や海外でのお仕事に至るまで、彼らが経験した様々な英語力向上の瞬間に、現在(いま)私たちも遭遇しているかもしれません。

発音を改善したとき

世界で最もノンネイティブスピーカーが多い英語。普段の英会話だけでなく、プロとして英語を話すことが求められる時にも「訛り」が目立つことがあります。今回紹介するバイリンガルな著名人の方々も日本の出身です。

俳優の別所哲也さんはハリウッドデビューした際、1ヶ月の間ダイアログコーチに「日本の発音」を修正するトレーニングをしてもらいました。TOEIC公式ウェブサイトのインタビューでは、トレーニングで得た発音がその後の英会話の「財産」になったと話しています。フィギュアスケート元選手の安藤美姫さんも、カフェでの注文時に「LとRの発音」の使い分けができず、「犬みたい」と現地の友達に笑われたと話します。その後「Clean my room 」などのセンテンスの発音を友達に矯正してもらい「生きた英語」が身についたそうです。

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学生時代の取り組み

日本人の英語学習の根幹には、まだまだ受験英語があるのではないでしょうか。実用性の高い英語資格の試験対策や留学サービスが台頭する一方で、「自分の英語力向上には中高時代の勉強が貢献している」と一般的な英語の「勉強」の大切さを実感した二人のバイリンガルがいます。

自称「インテリ3頭身」の石井 てる美さん(お笑い芸人)は4-6歳のときにカナダとアメリカに在住されていましたが、自身の現在の英語の知識について「90%は中高時代に詰め込んだもの。『受験英語なんて役に立たない』なんて言葉をよく耳にしますが、受験英語をしっかりやった人はそんなこと絶対に言いません」と中高生の時に学ぶ英語の大切さを書いています。谷中麻里衣さん(女子アナウンサー)は幼い時アメリカとシンガポールで培った英語力を維持しさらに伸ばすため、「帰国後」に英語を本格的に勉強し始めました。大好きなディズニー映画を英語で視聴し、ミュージカルやスピーチコンテストでは抑揚をつけて英語を話す練習を詰んだと話しています。

様々な業界で活躍するバイリンガルな方々には「ステップアップ」の瞬間がありました。彼らが経験したきっかけは決して遠いものではなく、私たちが工夫と継続の中で達成できるものばかりです。新しい季節が始まる中、今までの英語の勉強法から更に一歩踏み込んでみてはいかかでしょうか。

バイリンガル著名人4名のプロフィール

別所 哲也 (べっしょ てつや)  俳優
ハリウッドデビュー後、様々な媒体で広く芸能活動を行っています。自身の主催する映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」は、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定するなど、自身の英語力を生かしたグローバルな展開もされています。公式プロフィールでも趣味は英会話。自他共に認める英語「通」です。

安藤 美姫(あんどう みき) フィギュアスケート元選手
2006年にニコライ・モロゾフコーチから英語の必要性を説かれ、「生きた英語」を身につけることを決意した安藤元選手。翌年からの会見では通訳を通さず、自身で英語の質問に応じる様子が見られました。他国の選手との対談映像などからも、その後の彼女のスピーキングの上達が伺えます。

石井 てる美  (いしい てるみ) お笑い芸人
東京大学第三文学部卒業後、大手外資系コンサルタント会社「マッキンゼー・アンド・カンパニー」での職務経歴を持つインテリ芸人。TOEIC満点、実用英語技能検定1級取得という実力も、彼女の経歴を裏付けています。

谷中 麻里衣 (やなか まりえ) 女子アナ
TOEIC満点獲得の実績を持ち、TOEFUL IBT 118点と実用英語技能検定1級取得というアカデミックな英語力の高さも見られる谷中アナ。国際派報道キャスターを目標に掲げています。




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