時刻は英語でどう言う？使い方から使い分けまで例文付きで解説

時刻は英語でどう言う？使い方から使い分けまで例文付きで解説

時刻を表す英語表現は日常会話やビジネスシーンで頻繁に使われます。しかし、その表現方法は一つではありません。この記事では、時刻を英語で表現する際の様々な方法と、それぞれの使い分けについて例文を交えながら解説します。

時刻の英語表現①o’clock

最も基本的な時刻の表現は「o’clock」です。これは、時を示す際に用いられ、分が00の場合に限ります。例えば、午前7時は「7 o’clock AM」と表現します。

例文①：It’s 3 o’clock PM.（午後3時です。）
例文②：My meeting starts at 9 o’clock AM.（私の会議は午前9時に始まります。）
例文③：We close at 10 o’clock PM.（私たちは午後10時に閉店します。）

時刻の英語表現②pastとto

「past」と「to」は、時刻を表す際に、特定の時間を基準としてその前後を示す表現です。「past」はその時間から後を、「to」はその時間までの前を指します。例えば、「10分過ぎ3時」は「10 past 3」と、「3時10分前」は「10 to 3」となります。

例文①：It’s 20 past 11.（11時20分過ぎです。）
例文②：Can you meet me at 15 to 4?（4時15分前に会えますか？）
例文③：She called me at 5 past 2.（彼女は2時5分過ぎに私に電話をかけました。）

時刻の英語表現③half past

「half past」は、30分過ぎを意味する表現です。これは、「past」と同様に、特定の時間の後半を指しますが、「half past」は30分を明確に示します。例えば、「2時半」は「half past 2」と表現されます。

例文①：Dinner is at half past 7.（夕食は7時半です。）
例文②：The train leaves at half past 6 in the morning.（その列車は朝の6時半に出発します。）
例文③：I woke up at half past 9.（私は9時半に起きました。）

時刻の英語表現④quarter pastとquarter to

「quarter past」と「quarter to」は、それぞれ「15分過ぎ」と「15分前」を意味します。これらの表現は、「past」と「to」の特別なケースと考えることができます。「quarter past 2」は「2時15分過ぎ」、「quarter to 3」は「3時15分前」を意味します。

例文①：It’s quarter past 10.（10時15分過ぎです。）
例文②：The show starts at quarter to 8.（そのショーは8時15分前に始まります。）
例文③：He arrived at quarter past noon.（彼は正午15分過ぎに到着しました。）

それぞれの英語表現のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した時刻表現のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。この概要は、英語で時刻を表現する際の選択肢を理解するのに役立ちます。

o’clock：正確な時間を示す際に使用。
pastとto：特定の時間からの前後を示す際に使用。
half past：30分過ぎを示す際に使用。
quarter pastとquarter to：15分過ぎや15分前を示す際に使用。

時刻を使う際によく用いられる表現

表現① at the moment

「at the moment」は、「現在の時刻」を意味する表現です。このフレーズは、特定の瞬間に何が起こっているかを示す際に使われます。

例文：At the moment, it’s exactly 5 o’clock.（現在、ちょうど5時です。）

表現② in time

「in time」は、「間に合うように」という意味の表現です。このフレーズは、特定の時刻までに何かを完了させる必要がある場合に使われます。

例文：Please, make sure to arrive in time for the meeting.（会議に間に合うように到着してください。）

まとめ

英語で時刻を表現する方法は多岐にわたります。この記事では、「o’clock」、「past」と「to」、「half past」、「quarter past」と「quarter to」といった基本的な表現から、その使い分けまでを解説しました。これらの表現を適切に使い分けることで、より正確に時刻を伝えることができます。また、「at the moment」と「in time」のような関連表現も覚えておくと、英語でのコミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。