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「そのおかげで」は英語で何と言えばよい?
「そのおかげで」という表現は、何か良いことが起こった理由を説明するときに使いますね。英語ではどのように表現するのでしょうか?
「そのおかげで」の英語訳①Thanks to
「そのおかげで」を英語で表現する際に、よく使われるのが「Thanks to」です。この表現は、何か良い結果が特定の原因によってもたらされたときに使います。例えば、友人の助けがあったおかげでプロジェクトが成功した場合に使います。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Thanks to your support, we completed the project on time.(あなたのサポートのおかげで、プロジェクトを時間通りに完了しました。)
② Thanks to the good weather, the event was a success.(良い天気のおかげで、イベントは成功しました。)
③ Thanks to her advice, I was able to solve the problem.(彼女のアドバイスのおかげで、問題を解決できました。)
「そのおかげで」の英語訳②Because of
「Because of」も「そのおかげで」として使うことができます。ただし、こちらは中立的な表現で、良い結果だけでなく、悪い結果にも使われます。例えば、交通渋滞のせいで遅刻した場合にも使います。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Because of the rain, the match was postponed.(雨のせいで、試合は延期されました。)
② Because of his hard work, he got a promotion.(彼の努力のおかげで、昇進しました。)
③ Because of the traffic, I was late for the meeting.(交通渋滞のせいで、会議に遅れました。)
「そのおかげで」の英語訳③Due to
「Due to」もまた「そのおかげで」として使われますが、こちらはフォーマルな場面でよく使われます。ビジネスや公式な文書で、特定の原因による結果を説明する際に適しています。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Due to the new policy, sales have increased.(新しい方針のおかげで、売上が増加しました。)
② Due to his leadership, the team achieved its goals.(彼のリーダーシップのおかげで、チームは目標を達成しました。)
③ Due to unforeseen circumstances, the event was canceled.(予期しない事情により、イベントはキャンセルされました。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
Thanks to:ポジティブな結果に対して使われることが多い。カジュアルな場面でよく使われる。
Because of:良い結果にも悪い結果にも使える。中立的な表現で、日常会話で頻繁に使われる。
Due to:フォーマルな場面で使われる。公式な文書やビジネスシーンで適している。
「そのおかげで」を使う際によく用いられる表現
表現① attribute success to
「attribute success to」は成功を何かの結果とするという意味の表現です。
例文:We attribute our success to teamwork.(私たちの成功はチームワークのおかげです。)
表現② owe it to
「owe it to」は何かの恩恵を受けたことを示す表現です。
例文:I owe it to my parents for their support.(両親のサポートのおかげです。)
「そのおかげで」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
support | サポート |
effort | 努力 |
circumstances | 状況 |
policy | 方針 |
まとめ
「そのおかげで」を英語で表現する際には、文脈や場面に応じて「Thanks to」「Because of」「Due to」などを使い分けましょう。それぞれの表現には微妙なニュアンスの違いがありますので、適切な場面で使うことが大切です。これで、英語で「そのおかげで」を使いこなせるようになりましたね!