「不備」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「不備」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「不備」という言葉を使う場面に遭遇したことはありますか?英語で「不備」を表現する際、どのように言えばよいのでしょうか?

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この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「不備」の英語訳①deficiency

「不備」の英語訳としてよく使われるのが「deficiency」です。このdeficiencyには「不足」や「欠陥」というニュアンスがあります。例えば、書類や計画に何かが欠けている場合に使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The report has a deficiency in data analysis.(その報告書にはデータ分析の不備があります。)
②There is a deficiency in the system design.(システム設計に不備があります。)
③We need to address the deficiency in our strategy.(戦略の不備に対処する必要があります。)

「不備」の英語訳②flaw

「flaw」も「不備」として使うことができます。この言葉は、特に何かが完全ではない、または欠陥があることを示します。製品や論理の中に見つかる小さな欠点を指すことが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The product has a flaw in its design.(その製品には設計上の不備があります。)
②There is a flaw in his argument.(彼の議論には不備があります。)
③The diamond has a small flaw.(そのダイヤモンドには小さな不備があります。)

「不備」の英語訳③imperfection

「imperfection」は「不備」を表現するもう一つの方法です。この言葉は、完璧ではない状態を指し、一般的に何かが完全ではないことを示します。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The painting has an imperfection in the background.(その絵画には背景に不備があります。)
②Her performance was excellent despite a few imperfections.(いくつかの不備があったにもかかわらず、彼女の演技は素晴らしかった。)
③The software has a minor imperfection.(そのソフトウェアには小さな不備があります。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
deficiency:不足や欠陥を指し、特に何かが欠けている状況で使われる。例:The report has a deficiency in data analysis.
flaw:小さな欠点や欠陥を指し、製品や論理の中で見つかることが多い。例:The product has a flaw in its design.
imperfection:完璧ではない状態を指し、一般的に何かが完全ではないことを示す。例:The painting has an imperfection in the background.


「不備」を使う際によく用いられる表現

表現① address a deficiency

address a deficiencyは不備に対処するという意味の表現です。
例文:We need to address the deficiency in our strategy.(戦略の不備に対処する必要があります。)

表現② correct a flaw

correct a flawは欠陥を修正するという意味の表現です。
例文:The engineer worked to correct the flaw in the design.(エンジニアは設計の不備を修正するために取り組んだ。)

「不備」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
address 対処する
correct 修正する
identify 特定する
minor 小さな

まとめ

「不備」を英語で表現する際には、文脈に応じて「deficiency」、「flaw」、「imperfection」などを使い分けることが重要です。それぞれの単語は、特定の状況やニュアンスに応じて適切に選ばれるべきです。これらの違いを理解し、適切な表現を選ぶことで、より正確に意図を伝えることができます。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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