「議長」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「議長」と聞いて、どんな場面を思い浮かべますか?会議や集会での進行役としての「議長」を英語で表現する際、どのように言えばよいのでしょうか?
「議長」の英語訳①chairperson
議長の英語訳として一般的に使われるのが「chairperson」です。この単語は、性別に関係なく使えるため、最近では特に好まれています。会議や委員会での進行役としての役割を指します。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The chairperson called the meeting to order.(議長が会議を始めました。)
②She was elected as the chairperson of the committee.(彼女は委員会の議長に選ばれました。)
③The chairperson ensured that everyone had a chance to speak.(議長は全員が発言できるようにしました。)
「議長」の英語訳②chairman
「chairman」も議長として使われますが、伝統的には男性を指すことが多いです。最近ではジェンダーニュートラルな表現が求められる場面では避けられることもあります。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The chairman opened the conference with a speech.(議長がスピーチで会議を開幕しました。)
②He served as the chairman for over ten years.(彼は10年以上議長を務めました。)
③The chairman announced the results of the vote.(議長が投票結果を発表しました。)
「議長」の英語訳③chair
「chair」は、よりカジュアルな場面で使われることがあります。会議の進行役としての意味合いを持ち、性別を問わず使用できます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The chair led the discussion efficiently.(議長が効率的に議論を進めました。)
②She was appointed as the chair for the annual meeting.(彼女は年次会議の議長に任命されました。)
③The chair asked for a motion to adjourn.(議長が閉会の動議を求めました。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
chairperson:性別を問わず、フォーマルな場面での議長に適しています。例文:The chairperson facilitated the meeting.(議長が会議を円滑に進めました。)
chairman:伝統的に男性を指すことが多いが、最近では使用が減少しています。例文:The chairman presented the agenda.(議長が議題を提示しました。)
chair:カジュアルな場面でも使われ、性別を問わない表現です。例文:The chair concluded the session.(議長がセッションを締めくくりました。)
「議長」を使う際によく用いられる表現
表現① preside over a meeting
preside over a meetingは会議を主宰するという意味の表現です。
例文:The chairperson presided over the meeting.(議長が会議を主宰しました。)
表現② call to order
call to orderは会議を始めるという意味の表現です。
例文:The chair called the meeting to order.(議長が会議を始めました。)
「議長」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
agenda | 議題 |
motion | 動議 |
minutes | 議事録 |
quorum | 定足数 |
まとめ
議長を英語で表現する際には、文脈や性別に配慮した選択が重要です。chairpersonはジェンダーニュートラルでフォーマルな場面に適し、chairmanは伝統的な表現として使われることがありますが、最近では避けられることもあります。chairはカジュアルな場面での使用に適しています。これらの違いを理解して、適切な表現を選びましょう!