「dedicate」の意味は?どのように使う?
英単語「dedicate」は、何かに心を込めて取り組むことや、その対象に特別な思いを注ぐことを表現する単語です。具体的には、「捧げる」「専念する」「献呈する」といった意味があります。ここでは、「dedicate」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「捧げる」「専念する」の場合の使い方
「dedicate」には「捧げる」や「専念する」という意味があります。例えば、特定の仕事や目標に対して一生懸命に取り組むときに使われます。
例文:She dedicated her life to helping others.(彼女は他人を助けることに人生を捧げた。)
例文:He dedicated many hours to practicing piano every day.(彼は毎日ピアノの練習に多くの時間を費やした。)
例文:The author dedicated his book to his parents.(著者は両親にこの本を献呈した。)
②「献呈する」「奉納する」の場合の使い方
何かを「献呈する」や「奉納する」場合にも「dedicate」を使います。特に、本や作品を特定の人や目的に捧げるときに用いることが多いです。
例文:The monument was dedicated to the soldiers who lost their lives.(その記念碑は命を失った兵士たちに捧げられた。)
例文:The musician dedicated his new song to his beloved wife.(そのミュージシャンは新曲を最愛の妻に捧げた。)
例文:The church was dedicated in honor of the saint.(その教会は聖人を称えて奉納された。)
実際の使用例
これまでに「dedicate」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: How did she manage to become so successful in her career?
(彼女はどうやってキャリアでそんなに成功できたの?)
B: She dedicated herself entirely to her work and never gave up.
(彼女は仕事に完全に専念して、決して諦めなかったんだ。)
A: That’s truly inspiring. I want to dedicate more time to my studies.
(それは本当に刺激を受けるね。もっと勉強に時間を捧げたいな。)
「dedicate」と似ている単語・同じように使える単語
devote
「devote」という単語も「dedicate」と似た意味を持ち、「専念する」「捧げる」というニュアンスがあります。何かに全力で取り組むときに使われます。
例文:He devoted himself to improving education in his community.(彼は地域の教育改善に専念した。)
commit
「commit」は「dedicate」と似ていますが、特に「約束する」「深く関わる」という意味合いが強いです。何かに対して責任を持って取り組むときに使われます。
例文:She committed to the project and worked hard to see it succeed.(彼女はそのプロジェクトに関与し、成功させるために努力した。)
それぞれの使い分け方
「dedicate」:何かに心を注いで捧げるときに使います。
「devote」:特に時間や労力を費やすときに使います。
「commit」:責任を持って約束し、深く関わるときに使います。
「dedicate」を含む表現・熟語
「dedicate」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① dedicate oneself to ~(~に専念する)
例文:She dedicated herself to becoming a doctor.(彼女は医者になることに専念した。)
② dedicate time(時間を捧げる)
例文:He dedicated his free time to volunteering.(彼は自由な時間をボランティアに捧げた。)
③ dedicate resources(資源を投入する)
例文:The company dedicated resources to research and development.(その会社は研究開発に資源を投入した。)
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