英語で口喧嘩してこじれないようにする応答フレーズ

意見の食い違いや対立・衝突は、コミュニケーションには付き物です。互いに意見し合い、互いの意見を認め合ってこそ、高次の相互理解が図れるというものです。対立にもポジティブに向き合いましょう。

ただし、必ずしも自分の意見を主張する姿勢が最良とは限りません。特に恋仲の異性と口論になった場合、意見をぶつけ合うよりも柔和な対応が必要となってくるでしょう。

恋人と関係を壊さないようにして話し合うために必要な心構えは、普遍的なものです。あとはその心構えに適した英語フレーズを覚えて置けば万全です。

話の食い違いが生まれている場合

誤解だよ、と伝える

誤解が誤解を生んで話がチグハグになったまま相手が激昂してしまう場合はよくあります。

互いの認識を確認し合い、もし誤解があったなら解きましょう。これだけで解決することも少なくないはずです。

I think you misunderstood me.
I think you got a wrong idea.
ちょっと誤解があるように思う

That is not what I meant.
I did not mean it.
そういう意味でいったんじゃないよ

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真意をあらためて伝える

遠回しな表現はしばしば誤解の要因になります。あらぬ方向に話が飛んで行って、不本意なイサカイに発展してしまう前に、論点を直接的に伝えてしまう手もあります。

誤解だよ、と前置きしてから述べてもよいでしょう。

I wish you would ~.
~してほしかったんだよ

I felt like ~.
~という気がしたの

こういうイザコザになりかけると、空気を読めよと考えてしまいたくなるものですが、異なる文化的背景のもとで育った相手に何事か察してもらうことは基本的に無理難題です。言葉にしない思いは伝わらない、くらいの認識を持ってキチンと話し合いましょう。

ちなみに「空気を読む」は英語では sense the mood のように表現できます。

相手の主張に耳を傾ける

自分の主張やその真意を正しく伝達する努力も大事ですが、相手が何に対して不満を憤懣を感じているかを聞き出して受け止めることも大切です。「私の話を聞いてくれ」だけではなく、相手の話にもきちんと耳を傾けましょう。

もし相手の真意が明確にならないなら、あらためてたずねてみましょう。

Can we talk?
話し合えるかな?

What’s on your mind?
何を考えているの?

I want to know what you think.
きみが何を考えているのか知りたい


自分の主張に耳を傾けてもらう

自分にも言いたいことがあるのに全然、話を聞いてくれない、というような場合には、できるだけ温和な表現で話を聞いてくれと説得しましょう。

Please try to understand my point of view.
私の意見も理解してもらえないかな

This is important for me. Please listen.
これは私にとって大切な問題なんだ、聞いてくれるかな


認識や話題にズレがあった場合

建設的で理想的な対話が実現しにくい場合もあります。一方の主張どおり他方に非がある場合もあります。あるいは無実の場合もあるでしょう。

八つ当たりに対しては抗議する

自分には非がなくても相手がキツく責めたててくる場合。つまり八つ当たりの餌食になっている場合。相手が怒りを発散し尽くして落ち着くまで黙って聞いているという手もありますが、そっとその場を離れるという手もありますが、それは八つ当たりってものだよと指摘する手もあります。

Do not take it on me.
八つ当たりしないでください

What is wrong with you? Do not blame it on me.
どうしたっていうのさ?私のせいにしないでよ

八つ当たりと確信できない状況でこんな風に言うと火に油なので気をつけましょう。

言い過ぎてしまったら謝る

口論が激化すると頭に血が上って結構な暴言を吐いてしまうことがあります。言い過ぎてしまったなと感じたら、すぐに謝りましょう。

Sorry. I was out of line.
Sorry. I said too much.
ごめん、言い過ぎた

話が変な方向に発展したら論点を立ち戻る

話し合いが長びくと、そもそもの問題の要点が置き去りにされてただの口論になってしまうことがあります。そういう場合の発端はつまらない対立だったりするものです。

What are we really fighting about?
私たち、本当は何について口論していたんだっけ?

なんて言って発端に戻ってみると、大した問題ではなかったことに気が付くかもしれません。

問題を棚上げする

どうしてもうまく折り合いが付かない場合は、いったん時間をおいて互いに頭を冷やすという手もあります。

Let’s take a break for a few minutes.
少し休憩しようか

I think we need some time to think each other.
それぞれ一人になる時間が必要なんだと思う


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