英語をネイティブスピーカーのようにペラペラと話せるようになりたい。これは多くの方が願うところではないでしょうか。さて、「ペラペラ」を英語で表現するには、どのように言えばよいのでしょうか?
意味合いによっていくつかの表現が考えられますが、「ペラペラ話す」に対応する英語表現の主なところとしては下記などが挙げられるでしょうか。
- talk fluently
- be fluent in English
- be highly proficient in Englsh
- become english expert
日本語表現「ぺらぺら」に対する理解がカギ
最大の難関は「ぺらぺら」の訳語が思いつかないところにあります。そこで、最初の手がかりは、「ぺらぺら」が一体どういう状態を指す表現かを明瞭にすることにあるといえます。
「ぺらぺら」はいわゆるオノマトペ(擬態語)です。オノマトペでニュアンスを言い分ける表現方法はかなり日本語的です。英語の場合は主に動詞を使ってニュアンスを表現し分け、あるいは、副詞や形容詞を用いるにしても、オノマトペのような感覚的・情緒的な表現ではなくて、明瞭で具体的な意味を伴います。
ぺらぺら → 雄弁・能弁・よく話せる・自在に操れる
「ぺらぺら」をオノマトペでない他の日本語表現で言い換えるなら、「自由闊達に」とか「流暢に」といった表現がしっくりくるのではないでしょうか。
ここまで考え至ると対応する英語表現は絞られてきます。
もっとも一般的で妥当な英語表現は形容詞 fluent でしょう。言葉が口からあふれ出るかのように流暢に能弁に話すというニュアンスがあります。
あるいは、形容詞 proficient の方が想定されたニュアンスに近い場合もあるかもしれません。「熟練」「熟達」などの意味があり、こなれた表現や当意即妙な受け答えを行えるような「英語に堪能」な様子を表現する言い方です。
I want to become fluent in English
英語がスラスラと言えるようになりたい
I would like to become proficient in English.
英語がうまく話せるようになりたいなあ
あるいは、もっと簡単に表現するなら、「英語のエキスパートになる」と言い換えてしまってもよいでしょう。
「もっとうまくなりたい」なら
英語がペラペラになりたい、と述べる場合、かならずしも英語をマスターしたいという意味合いとは限りません。今よりももっと上手になりたい、という意味合いの場合もあります。
その意味では better at English などの表現がより合っている場合もあるでしょう。
結局は日本語に対する理解を深めるという点がコツというお話でした