英語にもいわゆる「汚い言葉」がたくさんあります。スラングでは、褒めたり同意したりといったポジティブな意味を示す表現に、ネガティブな強調表現を加えて意味を強めるという言い方があります。ちょうど日本語の「クソ上手い」「クッソ美人」のような感覚でしょうか。
Hell Yeah
yeahを強めた言い方です。hellは(「地獄」という意味からも伝わるように)しばしば強調の表現として用いられますが、hell yeah という言い方は Hell no(絶対にヤダね)という言い回しをもじって反転させた表現とも見ることもできます。
意味は「もちろんだ」「あったり前だ」。歓声として使われることもあります。
Shit Yeah
率直に「くそ」をつけて語気を強めた言い方。ある意味わかりやすい言い方です。発音はリエゾンして「シッチャ」のようになります。
Fuck yeah
こちらも純粋に下品で破壊力のある言葉をぶつけた強調表現。
この「Fワード」は俗で下品な言い回しの材料としては万能です。形容詞の先頭に「f」をつけて「クソほど」という意味がつくこともあります。(fugly=fuckin’ ugly)
fo sho
for sure(そのとおりだ)をくずした言い方。使い方はほぼ原語と同じですが、ワルっぽいニュアンスが出ていますね。