「音色」は英語で何という?例文付きで解説!

「音色」は英語で何と言えばよい?

音楽を聴いていると、「この楽器の音色が好きだな」と感じることがありますよね?「音色」を英語で表現する際には、どの言葉を使えば良いのでしょうか?

左の画像

この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「音色」の英語訳①tone

音色の英語訳としてよく使われるのが「tone」です。このtoneには音の質や特性というニュアンスがあります。音楽や楽器の音を表現する際に頻繁に使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The tone of the violin is very warm.(バイオリンの音色はとても暖かいです。)
②She loves the rich tone of the piano.(彼女はピアノの豊かな音色が大好きです。)
③The guitar has a bright tone.(そのギターは明るい音色を持っています。)

「音色」の英語訳②timbre

timbreも「音色」として使うことができます。toneが一般的な音の質を表すのに対し、timbreは音の独特な特性や音質を指し、専門的な音楽の文脈で使われることが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The timbre of her voice is unique.(彼女の声の音色は独特です。)
②Different instruments have different timbres.(異なる楽器は異なる音色を持っています。)
③The singer’s timbre is very soothing.(その歌手の音色はとても心地よいです。)

「音色」の英語訳③sound quality

sound qualityも音色を表す表現として使われます。これは音の全体的な質を指し、特に音響機器や録音に関する文脈で用いられます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The sound quality of this speaker is excellent.(このスピーカーの音色は素晴らしいです。)
②They improved the sound quality of the recording.(彼らは録音の音色を改善しました。)
③The sound quality varies between headphones.(ヘッドフォンによって音色が異なります。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
tone:音の質や特性を表す一般的な表現。楽器や声の音色を指すのに適しています。
timbre:音の独特な特性や音質を指し、専門的な音楽の文脈で使用されます。
sound quality:音の全体的な質を指し、特に音響機器や録音に関連する場面で使われます。


「音色」を使う際によく用いられる表現

表現① adjust the tone

adjust the toneは音色を調整するという意味の表現です。
例文:He adjusted the tone of the guitar.(彼はギターの音色を調整しました。)

表現② enhance the sound quality

enhance the sound qualityは音色を向上させるという意味の表現です。
例文:They enhanced the sound quality of the recording.(彼らは録音の音色を向上させました。)

「音色」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
harmonics 倍音
resonance 共鳴
pitch 音の高さ
frequency 周波数

まとめ

音色を英語で表現するには、tone、timbre、sound qualityといった言葉が使われます。それぞれの言葉は異なるニュアンスを持ち、文脈によって使い分けることが重要です。toneは一般的な音の質を、timbreは音の独特な特性を、sound qualityは音の全体的な質を指します。音楽や音響に関する話題でこれらの表現を使いこなしてみましょう!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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