「労働力」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「労働力」という言葉を英語でどう表現するかご存知ですか?ビジネスや経済の話題で頻繁に出てくるこの言葉、英語ではどのように言うのでしょうか?
「労働力」の英語訳①workforce
「労働力」を表す一般的な英語の一つが「workforce」です。この単語は、特に企業や産業全体の労働者を指すときに使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The company is expanding its workforce.(その会社は労働力を拡大しています。)
② The workforce in the tech industry is rapidly growing.(技術業界の労働力は急速に増加しています。)
③ A diverse workforce can lead to more innovation.(多様な労働力はより多くの革新をもたらす可能性があります。)
「労働力」の英語訳②labor force
「labor force」も「労働力」として使われます。この表現は、特に経済学や統計で、ある地域や国の全労働人口を指す際に用いられます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The labor force participation rate has increased.(労働力参加率が上昇しました。)
② Many young people are entering the labor force.(多くの若者が労働力に加わっています。)
③ The aging population is affecting the labor force.(高齢化が労働力に影響を与えています。)
「労働力」の英語訳③manpower
「manpower」は、特に人手や人材の供給を強調する際に使われる「労働力」の訳です。プロジェクトや特定の作業に必要な人員を指すことが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① We need more manpower to complete the project.(プロジェクトを完了するためにもっと人手が必要です。)
② The company is investing in manpower development.(その会社は人材開発に投資しています。)
③ Manpower shortages are a major concern in the industry.(人手不足は業界の大きな懸念事項です。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
workforce:企業や産業全体の労働者を指し、組織の規模や多様性を強調する際に使われる。
labor force:経済学や統計で用いられ、地域や国の全労働人口を示す。
manpower:特定のプロジェクトや作業に必要な人員を指し、人手の供給を強調する。
「労働力」を使う際によく用いられる表現
表現① increase the workforce
increase the workforceは労働力を増やすという意味の表現です。
例文:The company plans to increase the workforce next year.(その会社は来年、労働力を増やす予定です。)
表現② enter the labor force
enter the labor forceは労働力に加わるという意味の表現です。
例文:Many graduates enter the labor force each year.(毎年多くの卒業生が労働力に加わります。)
「労働力」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
diverse | 多様な |
participation | 参加 |
shortage | 不足 |
development | 開発 |
まとめ
「労働力」という言葉は、英語でさまざまな表現がありますが、それぞれのニュアンスや使われる文脈が異なります。workforceは企業や産業の労働者全体を指し、labor forceは経済全体の労働人口を示します。manpowerは特定のプロジェクトに必要な人員を強調します。これらの違いを理解して、適切な場面で使い分けましょう!