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最初からは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「最初から」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「最初から」という表現は、何かを始める起点や、物事の出発点を示す際に用いられます。この表現を英語に訳す際には、文脈に応じて複数の表現が考えられます。ここでは、その中でも特によく使われる表現をいくつか紹介し、それぞれのニュアンスや使い分けについて解説します。

「最初から」の英語訳①from the beginning

「最初から」という日本語の表現を英語で「from the beginning」と表現することができます。この表現は、物語やプロセスが開始した時点から全体を通してという意味合いでよく使われます。特に、話の内容を最初から順を追って説明する場合などに適しています。

例文①:Let’s start from the beginning.(最初から始めましょう。)
例文②:I’ve known him from the beginning of the project.(そのプロジェクトの最初から彼を知っています。)
例文③:She told the story from the beginning.(彼女は物語を最初から話した。)

「最初から」の英語訳②from scratch

「from scratch」という表現は、「最初から」という意味合いで使われることがありますが、こちらは「ゼロから」「何もない状態から」というニュアンスが強いです。特に、何かを新しく作り出す、あるいは学ぶ場合に用いられます。

例文①:He built the company from scratch.(彼はその会社をゼロから築き上げた。)
例文②:I learned Japanese from scratch.(私は日本語をゼロから学びました。)
例文③:We started the project from scratch.(私たちはプロジェクトを最初から始めました。)

「最初から」の英語訳③from the outset

「from the outset」という表現も、「最初から」と訳されることがあります。この表現は、「from the beginning」と似ていますが、より公式な文脈や、計画やプロジェクトの開始時点を指す場合に好んで使われます。

例文①:From the outset, it was clear that the project would be challenging.(最初から、そのプロジェクトが困難になることは明らかでした。)
例文②:She was involved in the research from the outset.(彼女は研究の最初から関わっていました。)
例文③:The plan was flawed from the outset.(その計画は最初から欠陥があった。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「最初から」という表現の英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。この概要を把握することで、適切な表現を選択する際の参考になります。

from the beginning:物語やプロセスの開始点から全体を通してという意味で使われる。
from scratch:「ゼロから」「何もない状態から」というニュアンスが強く、新しく何かを作り出す場合に適している。
from the outset:より公式な文脈や、計画やプロジェクトの開始時点を指す場合に使われる。


「最初から」を使う際によく用いられる表現

表現① start from the beginning

start from the beginningは、「最初から始める」という意味の表現です。何かを説明する際や、作業をやり直す必要がある場合によく用いられます。

例文:Let’s start from the beginning to make sure we understand everything correctly.(すべてを正しく理解するために、最初から始めましょう。)

まとめ

この記事では、「最初から」という日本語の表現を英語でどのように表現するか、そのニュアンスや文脈に応じた使い分けについて解説しました。「from the beginning」、「from scratch」、「from the outset」という表現は、それぞれ異なるシチュエーションで使われることがあります。適切な表現を選択することで、より正確に意図を伝えることができます。


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