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「差し支えなければ」は英語で何と言えばよい?
日常会話やビジネスシーンで、「差し支えなければ」という表現を使うことがありますよね。このフレーズを英語でどう言えばいいのでしょうか?
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「差し支えなければ」の英語訳① if it’s not too much trouble
「差し支えなければ」の英訳としてよく使われるのが「if it’s not too much trouble」です。この表現は、相手に何かをお願いするときに、負担をかけたくないというニュアンスを含んでいます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Could you help me with this, if it’s not too much trouble?(差し支えなければ、これを手伝っていただけますか?)
② If it’s not too much trouble, could you send me the report by tomorrow?(差し支えなければ、明日までにレポートを送っていただけますか?)
③ I’d like to ask you a question, if it’s not too much trouble.(差し支えなければ、質問させていただきたいのですが。)
「差し支えなければ」の英語訳② if you don’t mind
「if you don’t mind」も「差し支えなければ」として使うことができます。この表現は、相手の許可を求める際に使われ、よりカジュアルな場面でも適しています。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Can I sit here, if you don’t mind?(差し支えなければ、ここに座ってもいいですか?)
② If you don’t mind, I’d like to leave early today.(差し支えなければ、今日は早く帰りたいのですが。)
③ Could you pass me the salt, if you don’t mind?(差し支えなければ、塩を取っていただけますか?)
「差し支えなければ」の英語訳③ if it’s okay with you
「if it’s okay with you」は、相手の同意を得るための表現として使われます。これは、相手の意向を尊重するニュアンスがあります。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① I’d like to change the meeting time, if it’s okay with you.(差し支えなければ、会議の時間を変更したいのですが。)
② If it’s okay with you, I’ll call you later.(差し支えなければ、後でお電話します。)
③ Can we discuss this tomorrow, if it’s okay with you?(差し支えなければ、明日この件について話し合えますか?)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
if it’s not too much trouble:相手に負担をかけたくないという丁寧なお願いのニュアンス。
if you don’t mind:相手の許可を求めるカジュアルな表現。
if it’s okay with you:相手の同意を得るための表現で、相手の意向を尊重するニュアンス。
「差し支えなければ」を使う際によく用いられる表現
表現① if possible
「if possible」は「可能であれば」という意味の表現です。
例文:Could you finish this by tomorrow, if possible?(可能であれば、明日までにこれを終わらせていただけますか?)
表現② if it’s convenient
「if it’s convenient」は「都合がよければ」という意味です。
例文:Let’s meet at 3 PM, if it’s convenient.(都合がよければ、午後3時に会いましょう。)
「差し支えなければ」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
trouble | 面倒 |
mind | 気にする |
okay | 大丈夫 |
convenient | 都合がよい |
possible | 可能 |
まとめ
「差し支えなければ」という表現は、相手に対する配慮を示す重要なフレーズです。英語では「if it’s not too much trouble」「if you don’t mind」「if it’s okay with you」など、状況に応じて使い分けることができます。相手の負担を考慮しつつ、丁寧にお願いする際にぜひ活用してみてください!
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