白目を剥くは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説
「白目を剥く」という表現は、驚きや恐怖で目を見開く様子を指す日本語の表現です。この状況を英語でどのように表現するか、複数の英訳とその使い分けについて解説します。日常会話から文学的な表現まで、幅広く使われるこのフレーズの英語版を探っていきましょう。
白目を剥くの英語訳①: to widen one’s eyes
直訳すると「目を広げる」という意味になりますが、「白目を剥く」の一般的な状況、つまり驚きや恐怖で目を見開く様子を表すのに適しています。この表現は、日常会話や文学的な記述でよく用いられます。
例文①: He widened his eyes in surprise.(彼は驚いて目を見開いた。)
例文②: When she heard the news, she widened her eyes in disbelief.(彼女はそのニュースを聞いて、信じられないという表情で目を見開いた。)
例文③: The child widened his eyes at the sight of the huge cake.(その子は巨大なケーキを見て目を見開いた。)
白目を剥くの英語訳②: to bug out one’s eyes
「目を飛び出させる」という意味のこの表現は、特に強い驚きや恐怖を表す際に使われます。日常会話でよく使われるややカジュアルな表現です。
例文①: His eyes bugged out when he saw the ghost.(彼は幽霊を見て目を飛び出させた。)
例文②: I couldn’t help but bug out my eyes at the price tag.(その値札を見て、思わず目を飛び出させた。)
例文③: She bugged out her eyes in horror as the scene unfolded.(その場面が展開するにつれて、彼女は恐怖で目を飛び出させた。)
白目を剥くの英語訳③: to pop one’s eyes out
この表現も「目を飛び出させる」という意味で、特に強い反応を示す際に用いられます。カジュアルな表現であり、驚きや恐怖だけでなく、強い興奮や驚嘆を表す場合にも使われます。
例文①: She popped her eyes out at the amazing performance.(彼女はその素晴らしいパフォーマンスに目を飛び出させた。)
例文②: The audience popped their eyes out as the magician performed his trick.(観客はマジシャンがトリックを披露すると目を飛び出させた。)
例文③: He popped his eyes out when he realized he had won the lottery.(彼は宝くじに当たったことを悟り、目を飛び出させた。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説した表現のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。これらの表現は似ていますが、使われるシチュエーションや感情の強さによって選ぶべき言葉が異なります。
to widen one’s eyes:日常的な驚きや軽い恐怖を表す際に使われる。
to bug out one’s eyes:より強い驚きや恐怖、カジュアルな文脈で用いられる。
to pop one’s eyes out:非常に強い驚きや興奮、驚嘆を表す際に使われ、カジュアルな表現。
「白目を剥く」を使う際によく用いられる表現
表現①: In disbelief
In disbeliefは「信じられないほど」という意味で、驚きや恐怖が原因で「白目を剥く」状況にしばしば伴います。この表現は、目の動きと合わせて、その人の内心の動揺や驚愕を強調します。
例文:He widened his eyes in disbelief as the truth was revealed.(真実が明かされると、彼は信じられないという表情で目を見開いた。)
表現②: In shock
In shockは「ショックを受けて」という意味で、予期せぬ出来事や衝撃的なニュースに対する反応を表します。このフレーズは、「白目を剥く」表現と組み合わせることで、その人が受けた衝撃の大きさを伝えます。
例文:She bugged out her eyes in shock when she heard the explosion.(彼女は爆発音を聞いて、ショックで目を飛び出させた。)
まとめ
この記事では、「白目を剥く」という日本語の表現を英語でどのように表現するか、その使い分けを含めて解説しました。to widen one’s eyes, to bug out one’s eyes, to pop one’s eyes outという表現は、それぞれ異なる文脈や感情の強さに応じて選ばれます。また、in disbeliefやin shockといったフレーズと組み合わせることで、より具体的な状況や感情を表現することができます。日常会話から文学的な記述まで、これらの表現を適切に使い分けることで、英語での表現力を高めることができるでしょう。