「存在感」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「存在感」は英語で何と言えばよい?

みなさん、誰かの「存在感」を感じたことがありますか?その「存在感」を英語で表現するにはどうすればよいのでしょうか?

左の画像

この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「存在感」の英語訳①presence

「存在感」の英語訳として最も一般的なのが「presence」です。このpresenceには、物理的にそこにいることだけでなく、その人の影響力や雰囲気を感じさせるというニュアンスがあります。例えば、リーダーが会議に出席するだけで場の雰囲気が変わるときに使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①His presence in the room was undeniable.(彼の存在感は部屋の中で否定できないほどだった。)
②She has a commanding presence on stage.(彼女はステージ上で圧倒的な存在感を持っている。)
③The presence of the old building gives the town a historical feel.(その古い建物の存在感が町に歴史的な雰囲気を与えている。)

「存在感」の英語訳②impact

「impact」も「存在感」として使うことができます。ただし、presenceが物理的または精神的な存在を指すのに対し、impactはその存在が他者や環境に与える影響を強調します。例えば、ある人物の行動が組織全体に大きな影響を与える場合に使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①Her speech had a significant impact on the audience.(彼女のスピーチは聴衆に大きな影響を与えた。)
②The new policy will have a lasting impact on the company.(新しい方針は会社に長期的な影響を与えるだろう。)
③His work has made a profound impact on modern art.(彼の作品は現代美術に深い影響を与えている。)

「存在感」の英語訳③aura

「aura」は「存在感」を表すもう一つの言葉です。これは、その人や物が放つ独特の雰囲気やオーラを指します。例えば、特定の人物が周囲に特別な雰囲気を漂わせているときに使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①She has an aura of mystery about her.(彼女には神秘的なオーラがある。)
②The room had an aura of tranquility.(その部屋には静けさのオーラが漂っていた。)
③His aura of confidence inspired his team.(彼の自信に満ちたオーラがチームを鼓舞した。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
presence:物理的または精神的な存在そのものを指し、特にその場にいることで感じられる影響力を表します。例文:His presence in the room was undeniable.(彼の存在感は部屋の中で否定できないほどだった。)
impact:存在が他者や環境に与える影響を強調します。例文:Her speech had a significant impact on the audience.(彼女のスピーチは聴衆に大きな影響を与えた。)
aura:その人や物が放つ独特の雰囲気やオーラを指します。例文:She has an aura of mystery about her.(彼女には神秘的なオーラがある。)


「存在感」を使う際によく用いられる表現

表現① make an impression

make an impressionは印象を与えるという意味の表現です。
例文:He made a strong impression on his first day at work.(彼は初出勤の日に強い印象を残した。)

表現② stand out

stand outは目立つという意味の表現です。
例文:She stands out in a crowd with her unique style.(彼女はその独特のスタイルで人混みの中でも目立つ。)

「存在感」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
charisma カリスマ性
influence 影響力
dominance 支配力
vibe 雰囲気

まとめ

この記事では、「存在感」を英語で表現する際のさまざまな言葉とその使い分けについて解説しました。presenceはその場にいること自体の影響力を、impactはその存在が他者や環境に与える影響を、auraはその人や物が放つ独特の雰囲気を指します。それぞれのニュアンスを理解して、適切な場面で使い分けてくださいね!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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