「遠回り」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「遠回り」は英語で何と言えばよい?

みなさん、目的地に向かう途中で「遠回り」したことはありますか?この「遠回り」を英語で表現する際に、どのように言えばよいのでしょうか?

左の画像

この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「遠回り」の英語訳①detour

「遠回り」の英語訳としてよく使われるのが「detour」です。このdetourは、通常の道を外れて迂回するというニュアンスがあります。交通標識などでも見かけることが多いですね。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①We had to take a detour because of the road construction.(道路工事のために遠回りをしなければなりませんでした。)
②The scenic detour added an hour to our trip.(景色の良い遠回りで旅行に1時間追加されました。)
③Let’s take a detour to see the old castle.(古い城を見るために遠回りしましょう。)

「遠回り」の英語訳②roundabout way

「roundabout way」も「遠回り」として使うことができます。ただし、detourが物理的な迂回を指すのに対して、roundabout wayはより抽象的に、目的に対して直接的でない方法を指すことがあります。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①He explained the concept in a roundabout way.(彼はその概念を遠回しに説明しました。)
②We reached the destination by a roundabout way.(私たちは遠回りして目的地に到着しました。)
③She took a roundabout way to avoid the traffic.(彼女は交通を避けるために遠回りしました。)

「遠回り」の英語訳③circuitous route

「circuitous route」は「遠回り」を表現するもう一つの方法です。これは、曲がりくねった道や複雑な経路を指す際に使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The bus took a circuitous route through the countryside.(バスは田舎を通る遠回りのルートを取りました。)
②We followed a circuitous route to avoid the main roads.(主要道路を避けるために遠回りのルートをたどりました。)
③His explanation was a bit circuitous but eventually made sense.(彼の説明は少し遠回りでしたが、最終的には理解できました。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
detour:物理的な迂回を指し、特に交通や道路状況に関連して使われることが多い。
roundabout way:直接的でない方法や手段を指し、抽象的な状況でも使われる。
circuitous route:曲がりくねった道や複雑な経路を指し、物理的な道順に関連するが、説明や話の流れにも使われる。


「遠回り」を使う際によく用いられる表現

表現① take a detour

take a detourは遠回りをするという意味の表現である。
例文:We decided to take a detour to explore the small village.(小さな村を探検するために遠回りすることにしました。)

表現② go the long way around

go the long way aroundは、遠回りをするという意味で使われる表現である。
例文:She always goes the long way around to enjoy the scenery.(彼女はいつも景色を楽しむために遠回りをします。)

「遠回り」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
scenic 景色の良い
avoid 避ける
route 経路
traffic 交通
explore 探検する

まとめ

「遠回り」を英語で表現する際には、具体的な状況や目的に応じて「detour」「roundabout way」「circuitous route」などを使い分けることが重要である。それぞれの表現は異なるニュアンスを持ち、適切に使うことでより正確なコミュニケーションが可能となる。目的地に向かう途中での「遠回り」も、時には新しい発見をもたらす楽しい経験になるかもしれない。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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