「続きは英語でどう言う?」の英訳とその使い方
日常会話やビジネスシーンでよく使われる「続きは」というフレーズ。英語での対応する表現はいくつかありますが、文脈に応じて使い分けることが重要です。ここでは、その英訳と具体的な使用例を紹介します。
「続きは」の英語訳① “to be continued”
「続きは」というフレーズは、物語やシリーズ物の終わりによく使われる「to be continued」で表されることがあります。これは「続く」という意味で、次の部分への期待を示唆します。
例文①:The story ends here for now, but it is to be continued.(今はここで物語は終わりますが、続きはあります。)
例文②:This discussion is to be continued in our next meeting.(この議論は次回の会議で続きます。)
例文③:After the cliffhanger, the screen faded out with the words “To be continued.”(ハラハラする終わり方の後、画面は「続きは」という言葉と共にフェードアウトした。)
「続きは」の英語訳② “continued”
単に「continued」という過去分詞形を使って、「続きは」と表現することもできます。これは、すでに続いている状態や、継続されるべき事柄を指します。
例文①:The list is continued on the next page.(リストは次のページに続いています。)
例文②:Her research is continued by her assistant.(彼女の研究は彼女のアシスタントによって続けられています。)
例文③:The lecture was interrupted but will be continued after the break.(講義は中断されましたが、休憩後に続けられます。)
「続きは」の英語訳③ “to continue”
動詞の原形「to continue」を使って、「続きは」という意味を表現することもあります。これは、今後の行動やプロセスが継続されることを示唆する際に用いられます。
例文①:We will have to continue this conversation at another time.(この会話は別の機会に続けなければなりません。)
例文②:To continue with the procedure, please press the next button.(手続きを続けるには、次へボタンを押してください。)
例文③:Please read the document to continue.(続けるためには、文書を読んでください。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
上記で紹介した各表現は、状況に応じて使い分けられます。「to be continued」は次の部分への期待を含む表現で、物語やシリーズ物に適しています。「continued」は継続されている状態や、続行されるべき事柄を指し、「to continue」は今後の行動やプロセスの継続を示唆します。
to be continued:物語やシリーズ物の次への期待を示す
continued:既に続いている状態や、継続されるべき事柄を指す
to continue:今後の行動やプロセスの継続を示唆する
「続きは」を使う際によく用いられる表現
表現① “Let’s pick up where we left off”
「続きは」という意味でよく使われる表現に”Let’s pick up where we left off”があります。これは「前回の続きから始めましょう」という意味で、中断した会話や作業を再開する際に用いられます。
例文:Let’s pick up where we left off yesterday.(昨日の続きから始めましょう。)
表現② “Let’s continue”
シンプルに”Let’s continue”と言うことで、「続きは」という意味を表現することができます。これは、会話や活動を続けることを提案する際に使われます。
例文:Let’s continue with the next chapter.(次の章で続けましょう。)
まとめ
この記事では、「続きは」という日本語のフレーズを英語でどのように表現するか、その使い分けについて解説しました。”to be continued”、”continued”、”to continue”の各表現は、それぞれ異なる文脈で使われることを理解しておくと、英語でのコミュニケーションがよりスムーズになります。また、”Let’s pick up where we left off”や”Let’s continue”などの表現も覚えておくと便利です。英語での会話や文章を書く際に、これらの表現を適切に使い分けることができれば、より自然で流暢な英語が話せるようになるでしょう。