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「良くも悪くも」は英語で何と言えばよい?
「良くも悪くも」という表現、日常会話でよく使いますよね。英語ではどのように表現するのでしょうか?この記事では、いくつかの英語訳とその使い分けを解説します。ぜひ参考にしてください!
「良くも悪くも」の英語訳①for better or worse
「for better or worse」は、「良くも悪くも」という意味で、結婚の誓いなどでも使われる表現です。物事の良い面と悪い面の両方を受け入れるニュアンスがあります。
① For better or worse, social media has changed how we communicate.(良くも悪くも、SNSは私たちのコミュニケーションの方法を変えました。)
② The decision was made, for better or worse.(良くも悪くも、その決定は下されました。)
③ For better or worse, he is our leader now.(良くも悪くも、彼が今のリーダーです。)
「良くも悪くも」の英語訳②like it or not
「like it or not」は、「良くも悪くも」という意味で、相手がどう感じようと事実であることを強調する表現です。
① Like it or not, we have to finish this project by Friday.(良くも悪くも、このプロジェクトを金曜日までに終わらせなければなりません。)
② Like it or not, technology is here to stay.(良くも悪くも、技術はここに留まります。)
③ Like it or not, changes are coming.(良くも悪くも、変化が訪れます。)
「良くも悪くも」の英語訳③for good or ill
「for good or ill」は、「良くも悪くも」という意味で、結果が良いか悪いかに関わらずというニュアンスがあります。
① For good or ill, the policy has been implemented.(良くも悪くも、その政策は実施されました。)
② For good or ill, globalization affects us all.(良くも悪くも、グローバル化は私たち全員に影響を与えます。)
③ For good or ill, he made his decision.(良くも悪くも、彼は決断を下しました。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
for better or worse:この表現は、物事の良い面と悪い面を両方受け入れる際に使われます。結婚式の誓いなど、人生の大きな決断に関連することが多いです。
like it or not:こちらは、相手の感情に関わらず事実を受け入れる必要があることを強調します。避けられない現実を指摘する際に便利です。
for good or ill:結果が良くても悪くても、何かが起こったことを表現します。政策や決断に関する文脈でよく使われます。
「良くも悪くも」を使う際によく用いられる表現
表現① take the good with the bad
「take the good with the bad」は、良いことも悪いことも受け入れるという意味の表現です。
例文:You have to take the good with the bad in any job.(どんな仕事でも良いことも悪いことも受け入れなければなりません。)
表現② every coin has two sides
「every coin has two sides」は、物事には必ず良い面と悪い面があるという意味です。
例文:Remember, every coin has two sides.(忘れないで、物事には必ず両面があります。)
「良くも悪くも」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
accept | 受け入れる |
embrace | 抱きしめる、受け入れる |
acknowledge | 認める |
まとめ
「良くも悪くも」は、物事の両面を指摘する際に便利な表現です。英語では「for better or worse」「like it or not」「for good or ill」などの表現が使われます。それぞれのニュアンスや文脈の違いを理解して、適切に使い分けましょう!