「遺書」は英語で何という?例文付きで解説!

「遺書」は英語で何と言えばよい?

遺書を書くことを考えたことはありますか?人生の大切な瞬間に備えて、遺書を残すことは重要です。「遺書」を英語で表現するには、どのような言葉を使えばよいのでしょうか?

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この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「遺書」の英語訳①will

遺書の英語訳として一般的に使われるのが「will」です。この「will」は法的に効力のある文書としての遺書を指します。多くの場合、財産の分配や最終的な願いを記載するために使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①He left a will to ensure his children were taken care of.(彼は子供たちが面倒を見てもらえるように遺書を残しました。)
②The lawyer read the will to the family.(弁護士が家族に遺書を読み上げました。)
③She updated her will after buying a new house.(彼女は新しい家を購入した後、遺書を更新しました。)

「遺書」の英語訳②testament

「testament」も遺書として使われることがあります。特に「last will and testament」というフレーズで、遺言書の正式な表現として用いられます。これは、遺書が法的に認められるために必要な形式を満たしていることを示します。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①His last will and testament were filed with the court.(彼の遺言書は裁判所に提出されました。)
②She named her sister as the executor in her testament.(彼女は遺言書で姉を執行者に指名しました。)
③The testament outlined all his final wishes.(その遺言書には彼の最終的な願いがすべて記載されていました。)

「遺書」の英語訳③letter of farewell

「letter of farewell」は、個人的なメッセージとしての遺書を表現する際に使われます。これは法的な文書ではなく、感情や思いを伝えるためのものです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①He wrote a letter of farewell to his family.(彼は家族に宛てて別れの手紙を書きました。)
②The letter of farewell expressed her gratitude and love.(その別れの手紙には感謝と愛情が表現されていました。)
③She found comfort in writing a letter of farewell.(彼女は別れの手紙を書くことで安らぎを見つけました。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
will:法的に効力のある遺書で、財産の分配や最終的な願いを記載する際に使われる。
testament:正式な遺言書としての意味合いが強く、「last will and testament」として法的に認められる形式を持つ。
letter of farewell:個人的なメッセージとしての遺書で、感情や思いを伝えるために使われる。


「遺書」を使う際によく用いられる表現

表現① make a will

make a willは遺書を作成するという意味の表現です。
例文:She decided to make a will after her first child was born.(彼女は最初の子供が生まれた後、遺書を作成することに決めました。)

表現② write a letter of farewell

write a letter of farewellは別れの手紙を書くという意味の表現です。
例文:He felt it was important to write a letter of farewell to his friends.(彼は友人たちに別れの手紙を書くことが重要だと感じました。)

「遺書」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
executor 執行者
beneficiary 受益者
estate 遺産
bequeath 遺贈する
codicil 遺言補足書

まとめ

遺書を英語で表現する際には、文脈に応じて「will」「testament」「letter of farewell」などの言葉を使い分けることが重要です。法的な効力を持つ遺書には「will」や「testament」が適しており、個人的なメッセージを伝える場合は「letter of farewell」がふさわしいです。これらの表現を理解し、適切に使いこなすことで、あなたの思いを正確に伝えることができます。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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