英会話コラム
「audit」の意味は？どのように使う？
英単語「audit」は、物事や状況を詳しく調べて評価することを指します。具体的には、企業の会計記録をチェックする「会計監査」や、会社の運営や品質を確認する「監査」といった意味を持ちます。また、特定の問題や状況を審査することも「audit」と表現されます。それでは、「audit」のさまざまな意味と使い方について見ていきましょう。
- 会計監査
- 監査
- 審査
「audit」の使い方
「audit」は主にビジネスや公共団体で用いられ、企業の会計記録を詳しく確認する「会計監査」や、業務やシステムの適正を確認する「監査」に関連します。例えば、企業の経営が適切に行われているかどうかを評価する際に使われます。
例文：The company underwent an audit to ensure compliance with regulations.（その会社は規則に従っていることを確認するため監査を受けた。）
例文：An annual audit of the financial statements is required.（財務諸表の年次監査が必要です。）
例文：The audit found several areas for improvement in the process.（監査により、そのプロセスには改善点がいくつか見つかりました。）
実際の使用例
これまでに「audit」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did the audit reveal any significant issues?
（監査で何か重大な問題は明らかになりましたか？）
B: Yes, the auditors identified some discrepancies in the balance sheet.
（はい、監査人は貸借対照表にいくつかの不一致を見つけました。）
A: We’ll need to address those issues promptly.
（それらの問題に迅速に対処する必要がありますね。）
B: Absolutely, let’s schedule a meeting to discuss this further.
（もちろんです。この件についてさらに話し合うための会議を予定しましょう。）
「audit」と似ている単語・同じように使える単語
review
「review」は「再評価」「見直し」という意味で、「audit」と似たように使われることがあります。特に業務やプロセスを詳細に検討する際に用いられます。
例文：The team conducted a review of the project plans.（チームはプロジェクト計画の見直しを行いました。）
inspection
「inspection」は「検査」「点検」という意味があり、「audit」と異なる場面でも使用されますが、特に物理的な状態や品質を確認する際に使われます。
例文：A regular inspection of the equipment is necessary.（設備の定期点検が必要です。）
それぞれの使い分け方
「audit」：主に会計や業務の適正を詳しく調査する際に使われます。
「review」：特定のプロジェクトや計画を見直す際に使われます。
「inspection」：物理的な状態や品質を確認する際に使われます。
「audit」を含む表現・熟語
「audit」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① audit trail（監査証跡）
例文：Maintaining an audit trail is essential for accountability.（監査証跡を維持することは責任追及に不可欠です。）
② audit report（監査報告書）
例文：The audit report highlighted key areas of concern.（監査報告書は重要な懸念点を強調していました。）
③ environmental audit（環境監査）
例文：The company performed an environmental audit to assess its impact.（その会社は自社の影響を評価するために環境監査を行いました。）
