「badly」の意味は?どのように使う?
英単語「badly」は、何かが「悪く」や「ひどく」そして「とても」良くない状態を表現するための単語です。また、何かを強く望むときや、状況が通常よりも強く進行する様子を表現する際にも使われます。さまざまな状況で使われる「badly」の意味を、具体的な例を交えながら解説していきます。
・悪く
・ひどく
・とても
①「悪く」「ひどく」の場合の使い方
「badly」は何かがうまくいかない様子や、期待に反して悪い結果を招く状況を表現するときに使用します。例えば、試験の結果が思わしくないときに使われます。
例文:He did badly on the test.(彼はテストで悪い結果を出しました。)
例文:The team played badly and lost the game.(チームはひどいプレーをして試合に負けた。)
例文:She feels badly about the mistake she made.(彼女は自分のしたミスについてひどく気にしています。)
②「とても」「非常に」の場合の使い方
強調したいときにも「badly」を使います。「とても」や「非常に」といった意味を持たせることで、何かを強く望む気持ちを示すことができます。
例文:I badly need a vacation.(私は本当に休暇が必要です。)
例文:They were badly in need of medical supplies.(彼らは非常に医療品を必要としていました。)
例文:She wants the job badly.(彼女はその仕事を非常に強く望んでいます。)
実際の使用例
これまでに「badly」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: How did you do on the exam?
(試験の出来はどうだった?)
B: Honestly, I did badly. I’ll need to study harder next time.
(正直、悪かったよ。次回はもっと勉強しなきゃ。)
A: Do you want to go to the concert this weekend?
(今週末のコンサートに行きたい?)
B: Yes, I want to go badly! I love that band.
(うん、とても行きたいよ!あのバンドが大好きなんだ。)
「badly」と似ている単語・同じように使える単語
poorly
「poorly」は「badly」に似ていて、「うまくいかない」「不十分に」という意味で使われます。ただし、「badly」よりも一般に軽い印象を与えることがあります。
例文:He performed poorly in the competition.(彼は競技会で十分な成果を上げられませんでした。)
terribly
「terribly」は「ひどく」「ものすごく」という意味で、「badly」とほぼ同じように使うことができます。
例文:I’m terribly sorry for the inconvenience.(ご不便をおかけして大変申し訳ありません。)
それぞれの使い分け方
「badly」:何かが悪く進んでいるとき、または強く望むときに使います。
「poorly」:状況が不十分であることを示すのに使います。
「terribly」:非常に悪い状況や強調したいときに使います。
「badly」を含む表現・熟語
「badly」は単独でも使われますが、いくつかの表現や熟語の中でも使われます。以下にいくつかの例を紹介します。
① want something badly(何かを非常に強く望む)
例文:He wanted the job badly and was thrilled to get it.(彼はその仕事を非常に望んでいて、得られたことに興奮していました。)
② badly off(経済的に困っている)
例文:They were badly off after the recession hit.(不況が襲ってきた後、彼らは経済的に困りました。)
③ badly in need of(非常に必要としている)
例文:The school is badly in need of new textbooks.(その学校は新しい教科書を非常に必要としています。)
