「cause」の意味は?どのように使う?
英単語「cause」には「原因」「理由」といった意味があります。また、動詞として「引き起こす」「もたらす」という意味も持っています。ここでは、「cause」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「原因」の場合の使い方
「cause」には「原因」という意味があります。何かがなぜ起こったのか、その理由を説明するときに使います。
例文:The cause of the fire is still under investigation.(火事の原因はまだ調査中である。)
例文:Poor diet can be a cause of health problems.(不適切な食事は健康問題の原因となることがある。)
例文:Stress is a common cause of sleeplessness.(ストレスは睡眠不足の一般的な原因である。)
②「引き起こす」の場合の使い方
動詞としての「cause」は「引き起こす」や「もたらす」という意味です。何かの結果として何かが起こるときに使います。
例文:The heavy rain caused the river to flood.(大雨が川の氾濫を引き起こした。)
例文:His actions caused a lot of problems for the team.(彼の行動がチームに多くの問題を引き起こした。)
例文:Smoking can cause lung cancer.(喫煙は肺がんを引き起こす可能性がある。)
実際の使用例
これまでに「cause」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: What was the cause of the delay?
(遅延の原因は何だったの?)
B: It was caused by bad weather conditions.
(悪天候が原因だったんだよ。)
A: His negligence caused the accident.
(彼の不注意が事故を引き起こしたんだ。)
B: That’s unfortunate. It could have been prevented.
(それは不幸だね。防げたかもしれないのに。)
「cause」と似ている単語・同じように使える単語
reason
「reason」という単語も「理由」「根拠」という意味があり、「cause」と同様に使えますが、特に論理的に説明できる理由を強調する際に用いられます。
例文:The reason for his absence was a family emergency.(彼が欠席した理由は家族の緊急事態だった。)
factor
「factor」は「要因」「因子」という意味で、「cause」に近い使い方ができます。特に影響を与える複数の要因を示すときに使われることが多いです。
例文:Diet and exercise are important factors in maintaining health.(食事と運動は健康維持における重要な要因である。)
それぞれの使い分け方
「cause」:何かを引き起こす直接的な原因を示すときに使います。
「reason」:論理的に説明可能な理由を示すときに使います。
「factor」:さまざまな要因や影響を示すときに使います。
「cause」を含む表現・熟語
「cause」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① lost cause(成功の見込みがない、無駄な努力)
例文:Trying to change his mind is a lost cause.(彼の考えを変えようとすることは無駄な努力だ。)
② cause and effect(原因と結果)
例文:The study focused on the cause and effect of pollution.(その研究は汚染の原因と結果に焦点を当てた。)
③ just cause(正当な理由)
例文:He was fired for just cause, given his repeated misconduct.(彼は度重なる不正行為のため、正当な理由で解雇された。)