「few」の意味は?どのように使う?
英単語「few」は、数が少ないことを指す言葉です。具体的には、「ほとんどない」「少しはある」「少数の」といった意味を持っています。主に数量が少ないことを表すときに使われ、特に限られた数や小さな集団を示す場合に用いられます。ここでは、「few」のさまざまな意味とその使い方について解説します。
「few」の使い方
「few」は、数が少ないことを表現する際に使います。具体的には、数えることができる名詞と一緒に使われることが多いです。「少数のもの」や「限られた数の人々」を指すときに登場します。
例文:There are few apples left in the basket.(かごにはリンゴがほとんど残っていない。)
例文:Few people attended the meeting.(会議に出席したのはごく少数の人だった。)
例文:I have few friends in this city.(この街には友達がほとんどいない。)
実際の使用例
これまでに「few」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you have any suggestions for dinner tonight?
(今夜の夕食に何か提案はある?)
B: I have a few ideas, but not too many options.
(少しはアイデアがあるけど、あまり多くはないよ。)
A: We only have a few minutes left before the show starts.
(ショーが始まるまであと数分しかないよ。)
B: Let’s hurry up and find our seats!
(急いで席を見つけよう!)
「few」と似ている単語・同じように使える単語
little
「little」は「少しの」「わずかの」という意味で、「few」と同様に使えますが、こちらは数えられない名詞と一緒に使われることが多いです。
例文:There is little water left in the jug.(水差しにはほとんど水が残っていない。)
hardly any
「hardly any」は「ほとんどない」という意味で、「few」と近いニュアンスを持ちますが、より強く「ほとんどない」ことを伝えたいときに使います。
例文:There are hardly any tickets left for the concert.(コンサートのチケットはほとんど残っていない。)
それぞれの使い分け方
「few」:数が少ないことを指し、特に数えられる名詞に使います。
「little」:量が少ないことを指し、数えられない名詞に使います。
「hardly any」:ほとんどないことを強調したいときに使います。
「few」を含む表現・熟語
「few」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現や熟語の中でも使われます。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① few and far between(めったにない)
例文:Opportunities like this are few and far between.(このような機会はめったにない。)
② quite a few(かなりの数)
例文:Quite a few people liked the new movie.(かなりの人がその新しい映画を気に入った。)
③ the chosen few(選ばれた少数者)
例文:He was one of the chosen few to receive the award.(彼はその賞を受賞する選ばれた少数者の一人だった。)