「fired」の意味は?どのように使う?
英単語「fired」は、一般的には「解雇された」や「発砲された」という意味で使われます。しかし、動詞としては、何かを動かすためのエネルギー源として利用することや、燃料として使うという意味もあります。ここでは、「fired」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- 解雇された
- 発砲された
- 燃料とする
①「解雇された」の場合の使い方
「fired」はよく、仕事から解雇されることを意味します。これは、職場から外される、または職務が終了することを指します。
例文:He was fired from his job for being late too often.(彼は遅刻が多すぎて仕事を解雇された。)
例文:After the incident, three employees were fired.(その事件の後、3人の従業員が解雇された。)
②「発砲された」の場合の使い方
「fired」は武器が発射されたときにも使われます。銃や弓などで弾や矢を放つ際にこの言葉を使います。
例文:The soldier fired his rifle at the target.(兵士は標的に向けてライフルを発砲した。)
例文:The starting gun was fired to begin the race.(レース開始のためにスタート用の銃が発砲された。)
③「燃料とする」の場合の使い方
動詞として「fired」は何かを燃料とする、つまりエネルギー源として利用することを意味します。
例文:The engine is fired by diesel fuel.(そのエンジンはディーゼル燃料で動いている。)
例文:The kiln is fired with wood to bake the pottery.(窯は木を燃料として焼き物を焼く。)
実際の使用例
これまでに「fired」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you hear that Tom got fired yesterday?
(昨日トムが解雇されたって聞いた?)
B: Yes, I heard he was late a lot. It’s unfortunate.
(ええ、彼がよく遅刻していたって聞いたよ。残念だね。)
A: They fired the cannon to mark the start of the event.
(イベントの開始を知らせるために大砲を発砲したんだ。)
B: That must have been loud!
(それは大きな音だったに違いないね!)
「fired」と似ている単語・同じように使える単語
dismissed
「dismissed」という単語も「解雇された」という意味で使えますが、これはより正式な場面で用いられることが多いです。
例文:The teacher was dismissed for not meeting the required standards.(その教師は基準を満たさなかったため解雇された。)
shot
「shot」は「発砲された」という意味で、「fired」と似た使い方ができます。
例文:The hunter shot at the deer.(ハンターは鹿に向けて発砲した。)
それぞれの使い分け方
「fired」:一般的な解雇や発砲を指すときに使います。
「dismissed」:より正式な場面での解雇を指すときに使います。
「shot」:特に発砲を指すときに使います。
「fired」を含む表現・熟語
「fired」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① fired up(興奮した、やる気になった)
例文:The team was fired up after the coach’s speech.(コーチのスピーチの後、チームはやる気に満ちていた。)
② fire away(どんどん質問する)
例文:If you have any questions, feel free to fire away.(質問があれば、どんどん聞いてください。)
