「ratio」の意味は?どのように使う?
英単語「ratio」は、物事の大きさや量の関係性を示す概念を表す単語です。具体的には、「比」「比率」「割合」「比例」といった意味があります。日常生活や数学、科学の分野でよく使われるこの単語について、さまざまな使い方を解説していきます。
「ratio」の使い方
「ratio」は、2つの数量や量の関係を示すときに使います。例えば、ジュースを作るときに水とジュースの割合を示したり、クラスメイトの男女比を表すときに使います。
例文:The ratio of water to juice is 2:1.(水とジュースの比率は2対1です。)
例文:Our class has a ratio of 3 girls to 2 boys.(私たちのクラスの男女比は3対2です。)
例文:The ratio of teachers to students is 1:10.(教師と生徒の割合は1対10です。)
実際の使用例
これまでに「ratio」の意味と使い方を見てきました。次は、実際の会話で「ratio」がどのように使われるかを見てみましょう。
A: What’s the ideal ratio of flour to water for this dough?
(この生地の理想的な小麦粉と水の比率はどれくらい?)
B: It’s usually 3:1, but it depends on the recipe.
(通常は3対1だけど、レシピによって変わるよ。)
A: The ratio of cats to dogs in this neighborhood is quite high!
(この近所では猫と犬の比率がかなり高いね!)
B: Yes, it seems like there are more cat lovers around here.
(そうだね、ここには猫好きが多いみたいだ。)
「ratio」と似ている単語・同じように使える単語
proportion
「proportion」は「割合」や「比率」という意味で、「ratio」と同様に使うことができますが、特に全体に対する部分の大きさを強調する際に使用されます。
例文:The proportion of adults in the population has increased.(人口に占める成人の割合が増加しました。)
percentage
「percentage」は「パーセンテージ」「百分率」という意味で、全体を100として各部分の割合を示すときに用いる単語です。
例文:He scored a high percentage in the exam.(彼は試験で高いパーセンテージを取った。)
それぞれの使い分け方
「ratio」:2つの数量の関係を示すときに使います。
「proportion」:全体に対する部分の大きさを示すときに使います。
「percentage」:全体を100として部分の割合を示すときに使います。
「ratio」を含む表現・熟語
「ratio」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現や熟語の中でも登場します。以下にその例を挙げます。
① ratio analysis(比率分析)
例文:The accountant performed a ratio analysis of the company’s financial statements.(会計士は会社の財務諸表の比率分析を行いました。)
② aspect ratio(アスペクト比)
例文:The aspect ratio of the screen determines how wide it is.(画面のアスペクト比はその幅を決定します。)
③ risk ratio(リスク比)
例文:The risk ratio indicates how likely an event is to occur.(リスク比はイベントが発生する可能性を示します。)