「likely」の意味は?どのように使う?
英単語「likely」は、物事が起こりそうな様子やその可能性を示すときに使われる単語です。「ありそうな」「本当らしい」「もっともらしい」といった意味を持っています。ここでは、「likely」のさまざまな意味とその使い方を、一緒に見ていきましょう。
「likely」の使い方
「likely」は、何かが起こる可能性が高いことを表現するために使います。例えば、天気予報で雨が降るかもしれないと予測するときに用いることができます。ちなみに、「likely」は形容詞として使うことが多いですが、副詞的に使われることもあります。
例文:It is likely to rain tomorrow.(明日は雨が降る可能性が高い。)
例文:She is likely the best candidate for the job.(彼女はその仕事に最も適した候補者である可能性が高い。)
例文:He’s likely to arrive late due to traffic.(彼は交通渋滞のせいで遅刻しそうだ。)
実際の使用例
これまでに「likely」の意味と使い方について学びました。次に、実際の会話の中でこの単語がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you think it will rain today?
(今日は雨が降ると思う?)
B: It’s likely, considering the dark clouds in the sky.
(空に暗い雲があることを考えると、降る可能性が高いね。)
A: Is she going to be the new manager?
(彼女が新しいマネージャーになるのかな?)
B: She’s likely the best choice for the position.
(彼女がそのポジションに最もふさわしい選択肢だろうね。)
「likely」と似ている単語・同じように使える単語
probable
「probable」という単語は「likely」と似た意味で、「起こる可能性が高い」というニュアンスがあります。特に統計や予測に基づいて何かが起こる可能性を示すときに使われます。
例文:It’s probable that we’ll finish the project by Friday.(私たちが金曜日までにプロジェクトを終える可能性が高い。)
possible
「possible」は「可能性がある」という意味で、「likely」よりも広い範囲で使われます。可能性が低くてもゼロでない場合にも適用されます。
例文:It’s possible that he missed the bus.(彼がバスに乗り遅れた可能性がある。)
それぞれの使い分け方
「likely」:何かが起こる可能性が高いときに使います。
「probable」:統計や予測に基づいて高い可能性を示すときに使います。
「possible」:何かが起こる可能性はあるが、必ずしも高くないときに使います。
「likely」を含む表現・熟語
「likely」は単独で使われることが多いですが、いくつかの熟語や表現の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① most likely(最もありそうな)
例文:The most likely outcome is that she will win the competition.(最もありそうな結果は、彼女がその競技で勝つことだ。)
② likely story(疑わしい話)
例文:He said he forgot, but likely story!(彼は忘れたと言ったが、怪しい話だね!)