「whatever」の意味は?どのように使う?
英単語「whatever」は「何でも」「どんなことでも」といった意味があります。また、会話の中では「どうでもいい」というニュアンスでも使われることがあります。ここでは、「whatever」のさまざまな意味とその使い方について、分かりやすく解説していきましょう。
・何でも
・どんなことでも
・どうでもいい
①「何でも」の場合の使い方
「whatever」は「何でも」という意味で、選択肢が複数ある中でどれを選んでも良いという状況で使います。
例文:You can choose whatever you like.(好きなものを何でも選んでいいよ。)
例文:I’ll eat whatever you cook.(君が料理するものは何でも食べるよ。)
②「どんなことでも」の場合の使い方
「whatever」は「どんなことでも」として、制限なくあらゆる可能性を示すときに使います。
例文:Ask me whatever questions you have.(どんな質問でも聞いてください。)
例文:She is willing to do whatever it takes to succeed.(彼女は成功するためにどんなことでもする気がある。)
③「どうでもいい」の場合の使い方
会話の中で「whatever」は「どうでもいい」というニュアンスで使われることがあります。相手の意見や選択に興味がないときに使われます。
例文:A: Which movie do you want to watch?(どの映画を観たい?)
B: Whatever.(どの映画でもいいよ。)
例文:A: What should we have for dinner?(夕食は何にする?)
B: Whatever, I’m not picky.(何でもいいよ、私は選り好みしないからね。)
実際の使用例
これまでに「whatever」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: You can wear whatever you think suits you best.
(自分に一番似合うと思うものを何でも着ていいよ。)
B: Thanks! I think I’ll go with the blue dress.
(ありがとう!じゃあ、青いドレスにするね。)
A: We need to decide on a venue for the party.
(パーティーの会場を決めないといけないね。)
B: Whatever works for everyone is fine with me.
(みんなに合う場所ならどこでもいいよ。)
「whatever」と似ている単語・同じように使える単語
whichever
「whichever」は「どちらでも」「どれでも」という意味で、「whatever」と似た使い方ができますが、特に限定された選択肢の中から選ぶときに使います。
例文:Choose whichever book you prefer.(好きな方の本を選んでください。)
whoever
「whoever」は「誰でも」という意味で、「whatever」と似た使い方ができますが、人に関して使われます。
例文:Whoever wants to join the trip is welcome.(旅行に参加したい人は誰でも歓迎です。)
それぞれの使い分け方
「whatever」:物事や選択肢に対して使う。
「whichever」:具体的な選択肢の中から選ぶときに使う。
「whoever」:人に関して使う。
「whatever」を含む表現・熟語
「whatever」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① whatever it takes(何としても)
例文:She will do whatever it takes to get the job done.(彼女はその仕事をやり遂げるために何としてもやるつもりだ。)
② whatever the reason(理由が何であれ)
例文:Whatever the reason, we need to finish this project on time.(理由が何であれ、このプロジェクトを時間通りに終わらせる必要があります。)
③ whatever you say(君の言う通りにする)
例文:A: Let’s leave early tomorrow.
B: Whatever you say.(A: 明日は早く出発しよう。B: 君の言う通りにするよ。)