TOEICテストのスコアと実際的な英語能力との関係は、多くの場合「英語資格試験難易度相関表」( http://www.tek.co.jp/OGAWA/chart.html )のような表が参考にされています。「スコア470点」や「スコア730点」といった数字も、この「相関表」が元になっている場合が多いと言えます(※公式資料にも登場しますが)。
「900」というスコア基準も、「470」「730」と共によく目にする指標です。しかし、この「900点」という数字は「相関表」には出てきません。「900」の数字は、TOEICが公表している「スコアの目安」の区分の中に登場します。( http://www.toeic.or.jp/toeic/about/result.html )
TOEIC公式ウェブサイトの「TOEICスコアとできることの目安」の表では、6段階の能力区分の最高位が「TOEICスコア 900~990」となっています(TOEICスコアは990点が上限)。このレベルになると、専門書を読みこなしたり、時事ネタを理解したりといった事が可能になってきます。
「相関表」の中では、TOEICスコアにおける英語レベル区分の最高位(Aレベル)は「860~990」と区分されています。Aレベルのスコア保持者は全体の3%程度とされています。