TOEIC(R)テストの「IPテスト」とは何か

TOEICテストでは学校や企業といった団体ごとにテストを実施することが可能です。これは通常のTOEICテスト(公開テスト)と区別して「IPテスト」と呼ばれています。

IPテストは、いわばTOEICテストの団体受験であり、開催場所や開催日時を受験団体側で指定できる方式です。学校や企業がTOEICテストの受験を企画した場合によく実施されています。受験者はその団体に所属する人に限られます。同僚や同級生と受験に挑めるという点は、心理的なメリットになるかも知れません。

IPテストに対して、通常のいわゆるTOEICテストは、「TOEIC公開テスト」と呼ばれています。TOEICの運営主体である国際ビジネスコミュニケーション協会が試験会場や試験日時を決めた試験で、こちらは誰でも受験できます。

なお、「TOEICテストの団体受験」と言った場合、IPテストの他にも「TOEIC公開テストの団体申し込みによる受験」を指す場合があります。必ずしも「IPテスト=団体受験」ではない点に注意が必要です。

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