「please」の意味は?どのように使う?
英単語「please」には、「どうぞ」「お願いする」「喜ばせる」といった意味があります。日常会話でとてもよく使われる便利な言葉です。それでは、「please」のさまざまな意味とその使い方について、詳しく見ていきましょう!
・「どうぞ」
・「お願いする」
・「喜ばせる」
①「どうぞ」の場合の使い方
「please」は、丁寧に何かを差し出すときに「どうぞ」という意味で使われます。相手に何かを勧めるときに利用されます。
例文:Please have a seat.(どうぞお座りください。)
例文:Would you like some tea? Please help yourself.(お茶はいかがですか?どうぞご自由にお取りください。)
例文:Please come in.(どうぞお入りください。)
②「お願いする」の場合の使い方
誰かに何かを頼むときに「please」を使うと、とても丁寧な「お願いする」という意味になります。頼み事をする場面で大活躍します。
例文:Could you please pass the salt?(塩を取ってもらえますか?)
例文:Please turn off the lights when you leave.(出かけるときは電気を消してください。)
例文:Please tell me more about your project.(あなたのプロジェクトについてもっと教えてください。)
③「喜ばせる」の場合の使い方
「please」には動詞として「喜ばせる」という使い方もあります。誰かを幸せな気持ちにさせるときに使います。
例文:It pleases me to see you so happy.(あなたが幸せそうで、私も嬉しいです。)
例文:He worked hard to please his boss.(彼は上司を喜ばせるために一生懸命働いた。)
例文:She always tries to please everyone around her.(彼女はいつも周りの人を喜ばせようとします。)
実際の使用例
これまでに「please」のいろいろな意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Could you please close the window?
(窓を閉めてもらえますか?)
B: Sure, no problem!
(もちろん、大丈夫です!)
A: This cake is delicious. Please have a slice.
(このケーキはとても美味しいです。どうぞ一切れ召し上がれ。)
B: Thank you!
(ありがとう!)
「please」と似ている単語・同じように使える単語
kindly
「kindly」も「どうぞ」や「お願いする」という意味で使われますが、「please」よりもさらに丁寧なニュアンスがあります。
例文:Could you kindly send me the report by tomorrow?(明日までにレポートを送っていただけますか?)
willingly
「willingly」は「進んで」「快く」という意味で、「please」と同様に相手を喜ばせる行動を表現することができます。
例文:She willingly helped her friend with the move.(彼女は友人の引っ越しを快く手伝った。)
それぞれの使い分け方
「please」:一般的に「どうぞ」や「お願いする」と案内や依頼をするときに使います。
「kindly」:さらに丁寧に依頼をしたいときに使います。
「willingly」:自ら進んで何かをする、または誰かを喜ばせる行動を示すときに使います。
「please」を含む表現・熟語
「please」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① please yourself(自分の好きにする)
例文:You can choose the movie. Please yourself.(映画はあなたが選んでいいよ。自分の好きにして。)
② as you please(お好きなように)
例文:Feel free to arrange the room as you please.(お部屋はお好きなように整えてください。)
③ if you please(もしよろしければ)
例文:I’d like another cup of tea, if you please.(もう一杯お茶をいただけますか、もしよろしければ。)