「besides」の意味は?どのように使う?
英単語「besides」には「~のほかに」「それに」「そのうえ」といった意味があります。会話や文章の中で、追加情報を提供したり、何かを補足する際によく使われる便利な言葉です。ここでは、「besides」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「~のほかに」の場合の使い方
「besides」には「~のほかに」という意味があります。あるものに加えて、他のものもあることを示すときに使います。
例文:Besides English, she speaks Spanish and French.(彼女は英語のほかに、スペイン語とフランス語も話します。)
例文:There are other factors besides cost to consider.(コストのほかにも考慮すべき要素があります。)
②「それに」の場合の使い方
「besides」は「それに」や「そのうえ」という意味でも使われます。何かを追加したり、さらに説明を加えるときに便利です。
例文:I don’t want to go out tonight. Besides, it’s raining.(今夜は出かけたくない。それに、雨が降っている。)
例文:He is very talented. Besides, he is also hardworking.(彼は非常に才能がある。それに、彼は努力家でもある。)
実際の使用例
これまでに「besides」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you play any sports besides soccer?
(サッカー以外に何かスポーツをしますか?)
B: Yes, I also play basketball and tennis.
(はい、バスケットボールとテニスもやっています。)
A: I love this movie! Besides, the soundtrack is amazing.
(この映画大好き!それに、サウンドトラックも素晴らしいね。)
B: I agree, it’s one of my favorites!
(同感です。私のお気に入りの一つです!)
「besides」と似ている単語・同じように使える単語
in addition to
「in addition to」という表現は「~に加えて」という意味があり、「besides」と同様に使えます。特に、何かを追加する際に使われることが多いです。
例文:In addition to his job, he volunteers at a local shelter.(彼は仕事に加えて、地元のシェルターでボランティアをしています。)
moreover
「moreover」は「そのうえ」「さらに」という意味で、「besides」に近い使い方ができます。文章を続ける際に、さらなる情報を加えるときに使われます。
例文:The book was informative; moreover, it was entertaining.(その本は情報豊富で、そのうえ、面白かった。)
それぞれの使い分け方
「besides」:追加情報や補足をシンプルに伝える際に使います。
「in addition to」:特に何かを具体的に追加する際に使います。
「moreover」:論理的に重ねて情報を加える際に使います。
「besides」を含む表現・熟語
「besides」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① besides the point(本題とは関係ない)
例文:His comments were interesting, but they were besides the point.(彼のコメントは興味深かったが、本題とは関係なかった。)
② besides oneself(我を忘れて)
例文:She was beside herself with joy when she won the prize.(彼女は賞を受賞したとき、喜びで我を忘れていた。)